命令形を使って指示しよう/日本語ラーニングサポートLLC

日本語文法の「命令形」を学習しましょう!

皆さん、こんな場面を想像してみてください。

 

友達と山を歩いています。

すると、急に大きな石が上から落ちてきました。

あなたは友達に何と言いますか?

 

あなた:「危ない!逃げろ!」

 

このように「逃げろ!」ということができます。

この「逃げろ」は、「逃げてください」という意味です。

「逃げます」→「逃げろ」

のように、動詞の形を変えて使います。

 

「命令形」は、相手に**「~してください」**と強く言うときに使います。

今日はこの「命令形」の詳しい使い方と作り方を学習していきましょう。

 

本日のメニュー

1、「命令形」の使い方~強く言おう!~

2、「命令形」の作り方

3、練習問題に挑戦しよう!~「命令形」を使ってみよう~

4、まとめ

 

 

 

 

「命令形」の使い方~強く言おう!~

 

まずは例文を見てみましょう。

Sample1 危ない!逃げろ!

Sample2 早く起きろ!

Sample3 ここに来い!

Sample4 静かにしろ!

 

このように「命令形」は、相手に何かを強く言うときに使います。

例えば、

危ない!逃げろ!

と言うと、「危ないから、逃げてください!」という意味です。

また、

早く起きろ!

は、「早く起きてください!」という意味です。

 

 

「命令形」は、「~してください」よりも強い言い方です。

そのため、普通の会話で相手に何かをお願いする時にはあまり使いません。

では、どんなときに使うのでしょうか。

 

どんなときに「命令形」を使う?

★緊急のとき

危険なことが起きたときには、「命令形」をよく使います。

Sample1 すぐ逃げろ!

Sample2 火事だ!外へ出ろ!

Sample3 危ない!止まれ!

Sample4 早く起きろ!

 

このような場面では、相手にすぐ行動してほしいので、短く強い言い方をします。

例えば、道路に人が飛び出しそうなとき、

「危ない!止まれ!」

と言うことができます。

「止まってください」よりも短く、強く伝えることができますね。

 

 

★スポーツの応援・指示

スポーツでも「命令形」を使うことがあります。

Sample1 頑張れ!

Sample2 走れ!

Sample3 行け!

Sample4 打て!

 

例えば、サッカーの試合を見ているとき、

「行け!行け!」

と応援することがあります。

 

この場合は、相手に怒っているわけではありません。

「頑張って!」「もっと前に行って!」という気持ちで使っています。

命令形を使うと、応援の強い気持ちを表したり、リズムを作ったりすることができます。

 

 

★強い言い方をするとき

映画やドラマなどでは、相手に強く命令するときにも使われます。

Sample1 早くしろ!

Sample2 黙れ!

Sample3 そこをどけ!

Sample4 私の話を聞け!

 

このような表現はかなり強い言い方です。怒っている時にも使われます。

上司や先生など上の立場の人が下の立場の人に何かを指示したりするときに使います。

ですから、友達や会社の人などに普通に使うと、失礼な印象になることがあります。

また、上司や先生など上の立場の人に対しては使わないようにしましょう。

 

 

 

 

「命令形」の作り方

「命令形」は、動詞のグループによって作り方が違います。

 

★グループ1

「~ます」の前の音を「え段」にします。

 

いきます  → いけ  i→e

かきます  → かけ

よみます  → よめ

はなします → はなせ

まちます  → まて

のみます  → のめ

あそびます → あそべ

 

例えば、

早く行け!

この本を読め!

ここで待て!

のように言います。

 

★グループ2

「~ます」を取って、「ろ」をつけます。

 

たべます → たべろ

みます  → みろ

おきます → おきろ

ねます  → ねろ

 

例えば、

早く食べろ!

よく見ろ!

早く寝ろ!

のように言います。

 

★グループ3

「します」と「来ます」は特別な形になります。

 

します → しろ

きます → こい

 

例えば、

勉強しろ!

早く来い!

と言います。

「来ます」は「来い(こい)」になるので注意しましょう!

 

 

「~てください」と何が違う?

「命令形」と「~てください」は、どちらも相手に何かをしてほしいときに使います。

しかし、使用する場面が違います。

例えば、

来てください。

来い!

を比べてみましょう。

 

「来てください」は、普通の丁寧な言い方です。

「是非来てください!」とか、「どうぞ来てください。」という言い方もでき、私からのリクエストでない時にも、「えんりょしないで」「どうぞどうぞ」というような場面でも使えます。

一方、

「来い!」は、相手に強く命令しています。

ですから「是非来い」とか「どうぞ来い」という言い方はできません。

 

 

練習問題に挑戦しよう!~「命令形」を使ってみよう~

 

問題 (  )にことばを入れて文を完成させましょう。

 

答えの例はこのブログの一番下に書きます。

例)危ない!早く(    )!

→ 危ない!早く逃げろ!

 

① 火事だ!外へ(    )!

② 危ない!そこを(    )!

③ 早く(    )!もう時間がない!

④ よく(    )!ここに何か書いてあるぞ!

⑤(   )!そのままゴールだ!

 

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

本日は、初級文法「命令形」についてご紹介しました。

皆さんもまずは命令形の形を覚えて、緊急の時やスポーツ観戦の時に使ってみてくださいね。

私たちJLSのブログでは他にも日本語学習に役立つ記事をたくさんアップしていますので、是非他の記事も読んでみてください!

それでは今日はここまで!

また次回お会いしましょう!

 

 

 

回答例

問題

① 火事だ!外へ出ろ!

② 危ない!そこを離れろ!

③ 早く来い!もう時間がない!

④ よく見ろ!ここに何か書いてあるぞ!

⑤ 行け!そのままゴールだ!