暑い夏を表現する日本語を勉強しましょう / 日本語ラーニングサポートLLC
暑い夏を表現する日本語を勉強しましょう。
2026年の梅雨はしっかりと梅雨らしく、風もなかなかに涼しかったのですが、7月の半ばからは見事な炎天下が続き、抜けるような真夏の空には蝉の声がよく響きますね。
もう8月、東京では少し外出するだけで汗をかく蒸し暑さが続いています。
地球温暖化というのも年ごとひしひしと身近に迫って存在感を増していますが、、、
しかし!!
この猛暑に海・山へ出かけるアウトドアの季節が一年ぶりに戻ってきたと思えば気持ちもぐっと弾むものです。
先月の2026年第1回日本語能力試験(JLPT)を受験なさった皆様には誠にお疲れ様でした。
結果は今月下旬(8月20日以降でしょうか)に入ってからのことですから待ち遠しいのですが、一旦忘れて良いひと夏を過ごしたいものです。
今回のブログは暑さを表現する日本語を一緒に見ていきたいと思います。
<日本の夏はとても蒸し暑い>
1,風を感じる
2,太陽を見上げる
3,半袖に短パンで出かけよう
4,夏の生活
1,風を感じる(夏の空気)
夏真っ盛りの7月後半〜8月は、ドアを開けて一歩外に出た途端にものすごい熱気ですね!
1) むわっと(する)
「夏の空気は蒸気たっぷりに柔らかく膨らんでいる感じがします」
例:玄関から出た途端、むわっとした夏の空気に包まれた。
例:窓を開けると、むわっとした風が吹き込んできた。
2)サウナに入っているような
「日本の夏の湿気は特別に強烈ですね!」
例:サウナに入っているようだ。家から駅まで歩いただけでびっしょりと汗をかいたぞ。
例:外に出ればサウナみたいな空気だから、たくさん水を飲まないと倒れちゃうよ!
3) 生ぬるい夜風
「コンビニへ歩く夜道にもあっという間に汗が出ますね、涼しかった季節が思い出せない程に『夏』です」
例:夏の晩は散歩していても生ぬるい夜風ですぐ服がベトベトになるな。
例:浴衣で歩く縁日は生ぬるい夜風にかき氷が最高に美味しいね。
4) 蒸し蒸しとした部屋
「なんだか壁まで湿気て(しっけて)柔らかくなったように感じるのが日本の夏」
例:こんなに蒸し蒸しとした部屋では窓を開けていたって全然寝られないよ。
例:蒸し蒸しとした部屋の食事時だと、滴る(したたる) 汗が眼鏡を伝っては落ちて仕方がない。
2,太陽を見上げる(夏のお天気)
夏の空には大きな太陽が似合いますね。クリームを塗っていても腕に時計の跡を残した日焼けがすぐに出来てしまいます。今年も暑いですね。
1) ぎらぎら(と)
「元気のよい向日葵(ひまわり)の上で太陽が輝いていると効果音まで聞こえてきそうな程にまぶしい」
例:今日も朝早くからギラギラとした太陽が待っている。
例:太陽がぎらぎらと輝くビーチは砂が焼けるほどに熱いぞ。
2) じりじり
「麦わら帽子や日傘を使っていても、うちに帰ると日焼けしているものだ」
例:信号待ちの交差点はじりじりと照りつける日差しで焼けてしまいそうに熱いぞ。
例:じりじりと夏の太陽は容赦なく、アイスも汗を滴らせている。
3) 空を見上げよう
「夏の空は最高に大きくて青くて、そして眩しい(まぶしい)」
例:毎日いいお天気過ぎる。こんな溶けちゃうような日差しの下でも運動部員たちは元気に走る走る・・。
例:夏のハイキングはどこまでも抜けるような青空が疲れを忘れさせてくれるものだ。
例:見て!すっごい大きな入道雲だよ。ソフトクリームみたいだね。
3,半袖に短パンファッションで出かけよう(真夏にもお休みは町散歩が楽しい)
ぎらぎらと強烈なお日様が降るような8月の昼下がりには、アスファルトの地面もお鍋か鉄板のように温まりますね。
1) ゆらゆらと立ち昇る陽炎
「お散歩に行くワンちゃんはさぞかし足の裏が熱いだろう」
例:8月の新宿、一歩大通りを入れば音まで溶けてしまったような日差しの町並みにゆらゆらと陽炎が揺れている。
2) 蝉(セミ)は日本でも町にいなくては寂しい風物詩です
「元気が出るエールに聴こえる?それとも暑さを掻き立てる大騒ぎ?」
例:夏の木陰に入れば運が良いと降るような蝉の声に出会えるぞ。
「ジージージー」だけでは足りないし「ミーンミンミン」だけでも同じ、耳を澄ますと実にカラフルな声が聞こえてきますね。「ホーシーツクツク」が聴こえる頃になれば夏ともお別れが近いサインです。
4,夏の生活(かき氷の思い出はやっぱりブルー・ハワイかしら)
汗をかきかき暑いのを我慢して過ごす夏には冷やした西瓜と麦茶がよく似合うものです。いつのまにか体も8月の風に慣れていて、風鈴の音に涼を取る日が続いてほしいように思うから不思議・・
1) お盆休みは楽しい
「ネクタイを外して過ごす家族団らんの夏休みは毎年なつかしい感じがしますね」
例:G.W.から働き詰めだったから、お盆休みの一人旅では思い切り贅沢がしたいな!
例:昔、祖父母の家に泊まったお盆は畳の匂いの思い出である。
例:8月に夜の訪れが早くなる頃、盆踊りの灯がどうしてこんなに懐かしいのだろう。
2) お祭り
「祭り囃子の聴こえる町には浴衣に半被の姿が胸躍る賑わい」
例:お祭りの金魚すくいで取った金魚を大切に育てたら鯉くらいになったという話を聞くぞ。
例:神輿を担ぐのはお祭りの花形、腫れた肩の痛みも心地よいものだ。
3) 花火
「夜店で買った焼きそばやお好み焼きを頬張って楽しいもの、花火はやっぱり蒸し暑い宵に眺めたい」
例:子供の頃、うちに居た犬は花火が始まると毎年怯えて縮こまっていたものだ。
例:何はないのだけれど、花火を見に行って何時間も歩いた夜道は今だって風の匂いまでがありありと思い出せる。
例:花火大会の帰り道に人で溢れた道路もなつかしい、アイスを齧ってとぼとぼと歩く駅からの家路は無性に寂しい。
今日のブログ記事はここまでで全部です。
暑い夏を思い浮かべる日本語をつらつらと眺めてみました。
「あ!夏の風景」と思って、いつかの日の体験と通じる日本語のイメージがあれば嬉しい限りです。
一年一回ですから過ぎてしまえばまた1年後の訪れを楽しみに思い、夏を待つ梅雨の頃には一年前が案外に遠く思い出されて懐かしさいっぱいの気分になります。
夏は実際のところ蒸し暑くて大変なばかりなのですから不思議です。
日本語の勉強に常日頃から没頭する生活を送っていますと、日本語能力試験を終えて結果発表を待つこの時期にはホッと息を抜きますから、ちょうど一休みして自由を満喫するタイミングなのかもしれません。
現在の暦で言って10月にはもうサウナの如き空気は消えてしまいますから、それまでの僅かの間の燃えるような季節です。
過ぎてしまえば、まさに「喉元すぎれば暑さも・・・」の通りであっという間に遠ざかっていって、汗を滴らせて歩いた日も実感が薄れてしまいます。
このひと夏を2026年もよいシーズンにして、思い切り楽しみましょう!
皆様のご健勝を心よりお祈りいたします