条件形を使って話してみよう!/日本語ラーニングサポートLLC
条件形を使って話してみましょう!
最近は気温が上がったり下がったりしていて、風邪をひきやすいですね。
あなたは風邪をひいてしまいました。友達があなたを心配しています。
どんな会話をしますか?
友達 :大丈夫ですか?
あなた:大丈夫ですよ。薬を飲めば、すぐ治りますから。
今回は、「~ば~」という文法を勉強します。
上の例文では、「薬を飲めば、すぐ治ります。」という文を使っていましたね。
これは、風邪をひいても、薬を飲むと、治りますという意味です。
前のコンディションをクリアすると、この結果になるという時に使います。
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「~ば~」の使い方と作り方
Sample1 雨が降れば涼しくなりますよ。
Sample2 春になれば桜が咲きます。
Sample3 このボタンを押すとおつりが出ます。
Sample4 ここを回すと音が大きくなりますよ。
このように、前のコンディション(雨が降ります)をクリアすると、
→(涼しくなります)後ろの結果になるんですね。
この文法では、条件形(じょうけんけい)という新しい形を使います。
条件形の作り方を見てみましょう。
みなさん、動詞のグループ分けはもう大丈夫ですね。
日本語の動詞には3つのグループがあります。
動詞のグループについてまだ知らないという方は、まずはそちらを確認してから、この文法を学習しましょうね。
1グループ動詞
いきます →いけば [i]→[e]
のみます →のめば
はなします→はなせば
おします →おせば
まわします→まわせば
ふります →ふれば
1グループ動詞は、このように「ます」の前の[i]を[e]に変えて、「ば」をつけます。
いき[i]ます → いけ[e]ば
2グループ動詞
たべます→たべれば
ねます →ねれば
しらべます→しらべれば
みます →みれば
います →いれば
2グループ動詞は、「ます」をとって、「れば」をつけるだけですね。
たべます → たべれば
3グループ動詞
します →すれば
きます →くれば
3グループ動詞は、このまま覚えてしまいましょう。
「掃除ます」「クリックします」といった動詞も、「掃除すれば」「クリックすれば」という形になりますよ。
イ形容詞
たかい →たかければ
やすい →やすければ
あつい →あつければ
イ形容詞は、最後の「い」をとって、「ければ」をつけます。
たかい → たかければ
ナ形容詞
べんり →べんりなら
ひま →ひまなら
ナ形容詞は、後ろに「なら」をつけます。
べんり → べんりなら
名詞
あめ →あめなら
がくせい→がくせいなら
名詞もナ形容詞と同じです。後ろに「なら」をつけます。
あめ → あめなら
「~と」、「~たら」との違い
よく似ている文法で、「~と」「~たら」があります。
例えばこんな文です。
・春になると桜が咲きます。
・春になったら桜が咲きます。
・春になれば桜が咲きます。
この三つの文はどれも正しい文です。
それでは、「~と」「~たら」「~れば」は全て同じ意味で、同じ使い方なのでしょうか。
確かに、条件という意味では同じ使い方ができる場合が多いです。
しかし、実際には場面によって使い分けなければならないので、ご紹介します。
「~と」の使い方
・春になると桜が咲きます。→(春になった時、いつも桜が咲きます)
「~と」は、Aが起きる時、いつもBになるという意味で使われます。
例えば、
・このボタンを押すと、お釣りがでます。
・そのレバーを引くと、ロボットが止まります。
・コンビニの角を右に曲がると、病院があります。
・あの橋を渡って100メートル行くと、公園があります。
このように、機械の使い方の説明や道案内の場面で使われることが多いです。
機械の使い方や建物の場所はいつも同じですよね。
このボタンを押します →いつもお釣りがでます
コンビニの角を右に曲がります→いつもそこに病院があります
つまり、「~と」は、~をしたとき、いつも同じ結果になるという意味の時に使います。
ですから一回しかしないこと、一回した起こらないことには使いません。
また、「~ましょう」「~たい」「~ませんか」「~してください」などの自分の意志や、相手を誘う言葉、お願いの言葉は後ろにつけれられません。
× 明日晴れると、公園に行きたいです。
× おばさんに会うと、これを渡してくれませんか。
「~たら」の使い方
・春になったら桜が咲きます。→(春になるというコンディションで、桜が咲きます・春が来たあとで桜が咲きます。)
「~たら」にはいくつか使い方があります。
例えば、
・ここを押したら水が出るよ。
・宝くじに当たったら、車を買いたいです。
・明日雨が降ったら、サッカーの試合は中止にしましょう。
・駅に着いたら、連絡してください。迎えに行きますから。
・帰ったらまず、手を洗いましょうね。
このように「~と」と同じように、いつも同じ結果があると言いたいときにも使えますし、「もし~」という意味で、まだ起きていない未来のことに使うこともできます。
・宝くじに当たったら、車を買いたいです。→まだ宝くじに当たっていない。当たるかどうかわからない。
また、「~した後で」という意味もあります。
「~ましょう」「~たい」「~ませんか」「~してください」などの言葉を後ろにつけることもできます。
・駅に着いたら、連絡してください。→駅に着くというアクションが完了した後で
「~れば」の使い方
・春になれば桜が咲きます。→(春になるというコンディションで、桜が咲きます・冬はまだ桜は咲きませんよ)
「~と」「~たら」と同じようにいつも同じ結果になるという時にも使えますし、「もし~」という意味で、まだ起きていない未来のことに使うこともできます。
・このボタンを押せば、窓が開きます。
・100万円当たれば、海外旅行に行きます。
しかし、「~たら」のように「~た後で」という意味はありません。
×駅に着けば、電話してください。
練習しよう
それでは、練習してみましょう。
答えは、このブログの一番下に書きます。
例) 田中さんに聞きます・パソコンの直し方がわかります
→田中さんに聞けば、パソコンの直し方がわかります。
①このボタンを押します・席の予約ができます
→ 。
②本で調べます・詳しいことが学べます
→ 。
③ここを回します・ラジオの音が大きくなります
→ 。
④このアプリを使います・自動で翻訳してくれます
→ 。
⑤学生パーティに行きます・新しい友達ができます
→ 。
⑥安いです・買います
→ 。
⑦カメラが重いです・持って行きません
→ 。
⑧明日暇です・映画を見に行きませんか
→ 。
⑨便利です・使いたいです
→ 。
⑩学生です・割引になります
→ 。
まとめ
いかがでしたか。今回は、新しい形「条件形」と条件形を使った文法を学習しました。
よく使う文法ですので、形も一緒に覚えてみてくださいね。
夏のJLPTを受ける方は、残り約3か月、勉強も忙しくなる時期ですね。
体調には気を付けて楽しく日本語学習を続けてみてください。
それでは今日はここまで!
また次回のブログでお会いしましょう。
練習問題の答え
①このボタンを押せば、席の予約ができます。
②本で調べれば、詳しいことが学べます。
③ここを回せば、ラジオの音が大きくなります。
④このアプリを使えば、自動で翻訳してくれます。
⑤学生パーティに行けば、新しい友達ができます。
⑥安ければ、買います。
⑦カメラが重ければ、持って行きません。
⑧明日暇なら映画を見に行きませんか。
⑨便利なら、使いたいです。
⑩学生なら、割引になります。