そうです(様態)を使って話してみよう!/日本語ラーニングサポートLLC
~そうです(様態)を使って話してみよう!
今日は、「~そうです」という文法をご紹介します!
「~そうです」という形は、他にも意味があるのですが、今回は「様態(ようたい)」の意味のご説明をしたいと思います。
様態って何でしょうか?まずはここから一緒に考えてみましょう。
例えば…
皆さんは、今日の午後お出かけします。朝窓を開けて天気を見てみましょう。
うーん、まだ雨は降っていませんが、空がとても暗いです。黒い雲が見えます。
こんなとき、どういいますか…?
「雨が降りそうです。」
これが様態の「~そうです」です。
下に更に詳しい解説と例文をのせますので、是非最後まで見てみてくださいね。
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そうですの意味と使い方
まずは、例文を見てみましょう。
Sample1 今にも雨が降りそうです。
Sample2 あ、荷物が落ちそうですよ!
Sample3 寒いですね。今夜は雪が降りそうですね。
Sample4 次の連休は、どこも込みそうですね。
Sample5 あのレストランの料理はおいしそうですよね!
Sample6 田中さんは、怖そうに見えますが、実はやさしい人ですよ。
Sample7 この家の周りは、自然が多くて静かそうですね。
「~そうです」(様態)の使い方は、先ほども少しお話しましたが、話し手からどう見えるかということを表した文型です。
Sample1と2は、「今にも」「あ、~ですよ!」といった、今すぐにその状態になるだろうという話し手から見た状況を述べています。
Sample3と4は、今の状況を見て、この後こうなるだろうという話し手の予想を述べています。
Sample5と6は形容詞を使ったパターンですね。
これも、話し手がものの様子を見て、きっと~だろうな、~に見えると言いたいときに使います。
「~そうです」(様態)の形
先ほどの例をもう一度見てみましょう。
「そうです」の前には、どんな言葉がありましたか?
「降ります」「落ちます」などの動詞と、「おいしいです」「怖いです」「静かです」などのイ形容詞とナ形容詞がありましたね。
動詞の場合は、
降ります→降りそうです
落ちます→落ちそうです
折れます→折れそうです
破れます→破れそうです
このように、ます形のますをとった形になります。
イ形容詞の場合、
おいしいです→おいしそうです
怖いです →怖そうです
難しいです →難しそうです
楽しいです →楽しそうです
「いです」をとって、「そうです」をつけます。
ナ形容詞の場合、
静かです→静かそうです
丈夫です→丈夫そうです
便利です→便利そうです
このようにナ形容詞はそのまま、「です」を「そうです」に変えるだけですね。
ちょっと活用の練習をしてみましょう!
下の言葉を「~そうです」の形に変えてください。
答えはすぐ下に書きますので、チェックしてみてくださいね。
なります → ?
増えます → ?
降ります → ?
できます → ?
壊れます → ?
とれます → ?
上がります→ ?
下がります→ ?
切れます → ?
破れます → ?
おいしいです→ ?
悲しいです → ?
うれしいです→ ?
怖いです → ?
高いです → ?
丈夫です → ?
便利です → ?
親切です → ?
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答え
なりそうです、増えそうです、降りそうです、できそうです、壊れそうです、取れそうです、上がりそうです、下がりそうです、切れそうです、破れそうです
おいしそうです、悲しそうです、うれしそうです、怖そうです、高そうです、丈夫そうです、便利そうです、親切そうです
活用はそこまで難しくないですね!
みなさん慣れてきましたか?
伝聞と比較してみましょう!
「~そうです」は様態(どう見えますか?)を表すだけではなく、伝聞(人から聞きました!)の意味も持ちます。
伝聞の文法解説は他のブログで詳しくしますので、今日は様態と伝聞でどのような違いがあるか少しお話します。
まず、様態と伝聞では形が違います。
様態の形は、動詞なら「ます形」のますを取った形、イ形容詞なら「いです」を「そうです」に変えましたね。ナ形容詞では「です」をそのまま「そうです」に変えました。
伝聞の形は、「そうです」の前が普通形になります。
違いを見てみましょう。
様態 伝聞
動詞 降りそうです 雨が降るそうです
イ形容詞 おいしそうです おいしいそうです
ナ形容詞 丈夫そうです 丈夫だそうです
名詞 × 学生だそうです
このような違いがあります。
形を間違えてしまうと意味が大きく変わってしまいますので、気をつけてくださいね!
また、意味の違いとしては、様態は話し手が見た感じそう思う、このように見える!と言いたいときに使うものですが、伝聞の方は話し手の感覚ではなく、人から実際に聞いた話やニュースで見た情報に使います。ですから、伝聞の方は名詞+そうですの形が使えますが、様態は名詞が使えません。
また、様態は、「見てそう思う」という意味がありますので、見たまま分かることにはあまり使いません。
例えば…
きれいな靴を履いている女性に対して、
×「きれいそうな靴ですね!」 きれいかどうかは見て分かる
〇「暖かそうな靴ですね!」
〇「軽そうな靴ですね!」
暖かいかどうか、軽いかどうかは実際に履いてみないとわからないが、話し手が見たときに暖かいんじゃないかな?軽いんじゃないかな?と思ったので「そうです」が使える
会話練習
それでは、「そうです」(様態)を使って少し会話練習してみましょう!
あなた :あ、すみません!
知らない人:はい、なんでしょうか?
あなた :かばんから荷物が① ですよ!
知らない人:あ!本当だ!!教えてくださってありがとうございます!
あなた :管理人さん、ちょっといいですか。
管理人さん:はい、どうしましたか。
あなた :昨日の台風のせいで、アパートの下の木の枝が② で、危ないんですが…。
管理人さん:ああ、わかりました。じゃあ、後で見ておきますね。
あなた :③ ですね。
友達 :実は、明日から1週間国へ帰るんです。ひさしぶりに両親に会うから楽しみで!
あなた :いいですね!気をつけて行ってきてくださいね!
会話の例
・①落ちそうですよ! ②折れそうで ③うれしそうですね