明日をなんと読む?「あした」か「あす」か「みょうにち」か / 日本語ラーニングサポートLLC

明日をなんと読むか、、、

皆様はこまったことがありませんか?

あした、でしょうか?

あす、の方が良いでしょうか?

みょうにち、と格好良く読んでみたい気もしますね。

今日は場面ごとに「明日」の読み方を考えてみましょう。

 

<明日の読み方を考える目次>

①全部オーケーです!

②あした、あす、みょうにちは何が違うのかな?

③あした、で話そう

④あす、で話そう

⑤みょうにち、も使おう

 

 

 

①全部オーケーです!

明日をなんと読むべきか?

正解は、全部正しい読み方です

明日(あした)はお休みだからお昼まで寝ようかな。

明日(あす)は大切なお客様がいらっしゃいます。

明日(みょうにち)午後3時のご予約をうけたまわりました。

上の3つの文例はすべて良い日本語です。

ただし、少しずつちがったニュアンスが感じられますね。

 

 

②あした、あす、みょうにちは何が違うのかな?

「明日(あした)・・・」

「明日(あす)・・・」

「明日(みょうにち)・・・」

それぞれ言葉のニュアンスを考えてみましょう。

 

[1]一番ベーシックな話し方が「あした」です。

明日(あした)はお休みだからお昼まで寝ようかな。

【どこで話しているのでしょうか?】

A:自分の家でしょうか。

【だれと話しているのでしょうか】

A:家族やルームメイトでしょうか。

 

[2]少しのフォーマルさを含めて話す「あす」は便利な言葉です。

明日(あす)は大切なお客様がいらっしゃいます。

【どこで話しているのでしょうか?】

A:会社やお店でしょうか。

【だれと話しているのでしょうか】

A:社員に、またはチームメイトに話しているように思います。

 

[3]特別にかたく!格好良いのが「みょうにち」という丁寧な話し方です。

明日(みょうにち)午後3時のご予約をうけたまわりました。

【どこで話しているのでしょうか?】

A:レセプション、あるいは電話でしょうか。

【だれと話しているのでしょうか】

A:お客様と話している場面がイメージできますね。

 

 

③あした、で話そう

明日(あした)はお休みだからお昼まで寝ようかな。

↑この例のように「いつも(普通のリラックスしている特)は『あした』で話す」と覚えると良いと思います。

場面をいくつか見て、言葉のニュアンスをイメージしましょう。

【会話例】

1)学校でしょうか。子どもが話しているようですね。

A:明日(あした)でテストが全部終わるね!

B:うん、一週間長かった!明日(あした)からまたクラブ活動ができるよ。

 

2)ホームの1シーンでしょうか。

A:ねえ、明日(あした)の朝6時半に起こしてくれない?

B:えー!なんでそんなに早いの?無理だよ。

 

3)夜のオフィスがイメージできますね。

A:じゃあ、この仕事の続きは明日(あした)にして帰ろう。

B:そうですね。もう9時過ぎちゃいましたね。月末はいつもやることが多くて・・・。お疲れ様でした!

 

4)とても温かな良いムードですね。

A:じゃあね、また明日(あした)

B:うん、また明日(あした)

 

 

④あす、で話そう

■ 明日(あす)は大切なお客様がいらっしゃいます。

↑この例のように少しかしこまって、つまり緊張感を持ったり、かたいお話をしたりする時ですね。「フォーマルに話す時は『あす』と言うと良い」と覚えておきましょう。

【会話例】

1)お家で家族の1シーンのようですね。

A:おばさんのお見舞いには明日(あす)行くことにしたよ。

B:そう、病院に行くんだったらちゃんとマスク持っていかないとだめよ。

 

2)教室で先生が話しているようです。

A:明日(あす)は一人ずつスピーチをしてもらいますから、宿題の作文をしっかり書いて準備してきてくださいね。

B:はい!

 

3)会社のシーンです。

A:課長、すみません。明日(あす)お休みをいただけないでしょうか。

B:それは構わないけど、何かあったの?

 

4)テレビの前でのんびりしているところでしょうか。

A:[キャスターが→]明日(あす)は一日良いお天気で気温も八月並みに上がるでしょう。

B:えー、またこんなに暑いんだ。地球温暖化って言うけど本当だなあ。

 

 

⑤みょうにち、も使おう

■ 明日(みょうにち)午後3時のご予約をうけたまわりました。

↑この例のように「カチッ」とした言葉を聞き手に送る時に使いましょう。「例えばコンシェルジュのように『みょうにち』と格好良く話す」とイメージすれば分かり良いかもしれませんね。丁重でぴしっとした日本語です。

【会話例】

1)やはり学校の教室でしょうか。

A:申込みは明日(みょうにち)午前9時から受け付けますから希望の方は書類を忘れずに提出してください。

B:はい!

 

2)高級なレストランのレセプションかもしれません。

A:じゃあ、明日(あした)はよろしくお願いしますね。

B:はい、明日(みょうにち)6時のお越しをスタッフ一同お待ちしております。

 

3)デパートはいつ行っても楽しくてつい買いすぎてしまいますね!

A:皆様、明日(みょうにち)いっぱいを以てポップアップストアは終了です。あと一日頑張って完売を目指しましょう!

B:はい!明日(あす)もよろしくお願いします。(←※スタッフの元気良い返事)

 

4)電話口の会話に緊張感が伝わってきます。

A:(電話で)じゃあ、もう遅いから切るけど、また明日(あした)待ってますよ。

B:はい、明日(みょうにち)は会長にご挨拶にうかがう機会を頂き誠にありがとうございます!

 

※明「ミョウ」日「ニチ」と漢字を音読みした言葉には、しっかりと型の定まった特別なフォーマルさがありますね。会話の中でも「どこで」「誰が誰に」「どんな内容を」「どんなシーンで」話すのか考えて適切な言葉の話し方を選べるようにしていきましょう。

 

 

 

今日は「明日」という言葉をテーマにして3つの読み方それぞれの使い方を考えてみました。たった二文字の単語にも色々なニュアンスが発見できて面白いですね。

 

今回のブログ記事の勉強は以上です。

 

ぺらぺらの日本語上手は毎日の欠かさない勉強から始まると思います。

明日にはきっと話せる「一歩先の美しい日本語」を目指して頑張りましょう!

 

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