「ておきます」を使って話そう!/日本語ラーニングサポートLLC

日本語文法「ておきます」を使って話そう!

 

暑い日が続きますね!

皆さんは、夏休みがありますか?

旅行に行くという方も多いと思います。

 

皆さんは、旅行に行く前に何を準備しますか?

 

 

 

新しい服を買います!

ビザをとります!

荷物をパッキングします!

 

色々な準備が必要ですね。

特に海外なら、パスポートやビザを準備しなければなりませんし、夏ですから沖縄などのビーチに行く方は、水着やビーチサンダルもないと困ってしまいますね。

 

何かの前に準備するという時には、このような文が作れます。

 

「海外旅行の前に、パスポートをとっておきます。」

「沖縄旅行の前に水着を買っておきます。」

 

今日は、この「~ておきます」という文法について詳しく見ていきましょう。

 

今日のメニュー

1、「~ておきます」の意味と使い方(準備)(事後措置)(放置)

2、「~ておきます」文法の注意

3、まとめ

 

 

 

 

「~ておきます」の意味と使い方

 

【1】準備

「~ておきます」にはいくつか意味があります。

まずは、準備の意味から見ていきましょう。

準備の意味の「~ておきます」は、目的をもって何かの前に~するという時に使います。

 

こちらが例文です。

Sample1 旅行の前に、ビザをとっておきます。

Sample2 パーティの前に、お酒を買っておきます。

Sample3 会議の前に、資料をコピーしておきます。

Sample4 赤ちゃんが生まれる前に、名前を決めておきます。

Sample5バスに乗る前に、酔い止めを飲んでおきます。(酔い止め:乗り物で気持ち悪くならないようにするための薬)

Sample6 授業が始まるまでに、トイレに行っておきます。

Sample7 彼女が来るまでに、部屋を片付けておきます。

 

旅行に行く      という目的のために  ビザをとります

パーティでお酒を飲む という目的のために  お酒を買います

 

何かのために、前もって準備するという意味があります。

 

それでは、少し練習してみましょう。

文を完成させてください。

答えは一つではありません。答えの例はこのブログの一番下に書きます。

① 友達の結婚式の前に、               。

② 犬を飼う前に、                  。

③ テストの前に、                  。

④ 面接の前に、                   。

⑤ 子供たちが帰ってくるまでに、           。

⑥ 5時までに、                   。

 

「~ておきます」には、他の使い方もありますので、そちらも見ていきましょう。

【2】事後措置(じごそち)

事後措置って難しい言葉ですね。

簡単に言うと、何かを使った後に、その使ったものをどうするかということです。

想像してみましょう。

ご飯を食べ終わりました。お皿が汚いです。どうしますか?

きれいに洗いますよね。

この時、「お皿を洗っておきます」と言えます。

次に使うために、元の状態(きれいなお皿)に戻すんですね。

 

例文を少し見てみましょう。

Sample1 食べ終わったら、お皿を片付けておきます。

Sample2 パーティの後で、ごみをまとめておきます。

Sample3 はさみは使ったら、元の場所に戻しておきます。

 

このように何かを使った後で、元の状態にする(次にまた使うために)時に、「~ておきます」が使えます。

 

【3】放置(ほうち)

放置というのは、そのままにする(何もしない)という意味です。

例えばこんな例文が作れます。

Sample1 6時からニュースが始まるので、テレビはつけておきます。

Sample2 すぐに帰ってくるので、エアコンはつけておきます。

Sample3 明日また使いますから、資料はここに置いておきます。

Sample4 誰の物か分からないので、そのままにしておきましょう。

 

何もしないで、今の状態をキープするという時に使いますね。

特にこの放置の使い方は、他の人が何かをしようとしているときに、そのままでいいですよ!という言う場面でよく使われます。

「お皿はそのままにしておいてください。私が洗いますから。」

「資料はそこに置いておいてください。明日の会議で使いますから。」

このように使うことも多いです。

 

 

 

 

「~ておきます」文法の注意

 

ここまで「~ておきます」の使い方を3つ紹介しました。

注意点をご紹介します。

「~ておきます」という形の文では、主語は「私」になります。

他の人は使えないので注意しましょう。

〇 (私は)テストの前に予習しておきます。

✖ 田中さんは、テストの前に予習しておきます。

〇 田中さんはテストの前に予習しておくそうです。

 

このように、「田中さん」「彼」「部長」など他の人の行動には使いません。

他の人の行動に使いたい場合は、三つ目の例のように、後ろに「~そうです」をつけるといいですね。

また、他の人に指示、お願いをすることもできます。

〇 (先生が生徒に)テストの前に予習しておいてくださいね。

〇 食べ終わったらお皿を洗っておいてね。

このように、お願いする表現「~て」「~てください」などをつけると、相手に指示をすることができます。

 

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたか。

今回は、「~ておきます」の使い方について勉強しました。

準備、事後措置、放置の三つの使い方をマスターできましたか。

私たちのブログでは、こういった初級文法がたくさん出てくる日本語の読み物もアップしていますので、是非そちらもご覧ください。

それでは、今日はここまで!

また次回のブログでお会いしましょう。

 

 

練習問題の解答例

① 友達の結婚式の前に、ドレスをクリーニングしておきます。

② 犬を飼う前に、ケージを買っておきます。

③ テストの前に、復習しておきます。

④ 面接の前に、履歴書を書いておきます。

⑤ 子供たちが帰ってくるまでに、ご飯を作っておきます。

⑥ 5時までに、部屋を掃除しておきます。