日本語でコミュニケーションしよう、まずは自己紹介から / Lv-Start,日本語ラーニングサポート
日本語でコミュニケーションしよう
まずは自己紹介から、新しい場所での毎日がスタートしますね。
学校、職場、サークル、ボランティア活動、どんなことをどこでするにも気持ちのよいチームワークが大切なもの、
今日のブログでは自己紹介のサンプルで練習をしてから、
上手に話し始める会話のスタートのテクニック(つまり「雑談」)を少し考えてみましょう。
☆ブログを読む際のアドバイスとして☆
●読みにくかったら、このページの英語版や中国語版など他の言語への翻訳版にして読んでみてくださいね。ページ右上のボタンで表示する言語を選択できますよ。
●例文は全部、声に出して読んでみてくださいね。自分の声を気持ちよく響かせて話すことができたらOKです。
〈参考〉例文には[拍の数]と、発音ガイドを付記しました。
例:はじめまして[6]:ha ji me ma shi te
①↑ ↑②
①[拍]・・・日本語を発音するためのビート、ドラムを叩いたりキータイピングをするように一音ずつをはっきりと話しましょう。
②:発音ガイド・・・日本語を話す時の音の種類を一音ずつアルファベットで表記しました。子音と母音の組み合わせが基本です。つまりひらがなの一つで表される音です。※難しい発音や前後の環境に左右される特殊な発音は、まず本日の練習では忘れてはっきりと気持ちよく自己紹介と雑談会話の文例を口に出しましょう。美しい日本語はまず、ここから始まります。
●どこで話しているのかな?誰に話しているのかな?
例文を読む時には場所(と時間・シチュエーション)、 まわりにいる人の顔をイメージしましょう。皆が話している「あなた」に注目しているはずです。相手が「うん、うん」と頷くように話せたらバッチリOKです。きっと豊かで自然な日本語の発話が出来ているはずですよ。
さあ、今日の勉強も頑張りましょう!
<本日のブログの目次>
1,自己紹介しましょう
「自己紹介してください」と言われると緊張しますね。
どんなことを話せば良いのでしょうか。
①名前
まずは、名前です。大きい声である必要はありませんので、ハッキリとした発音で自分の名前を話しましょう。
「楠田俊之(くすだ としゆき)です」
※このように日本語の名前であったり、それに近い音の場合はあまり問題がありません。
注意しなければならないのは、日本語のネイティブ(日本人)が聞き取りに困る(=日本語の音として聞き取りが難しい!)名前をお持ちの場合です。比較的ショートな音においてもカタカナに直してから一音ずつをしっかりと読むことが大切です。
例:Mary→メアリー(=[音の基本ひらがなで→]め・あ・り・い/めありい)
「メアリー(めありい)です」[6]:me a ri i de su
慣れないうちは不自然さを感じるかもしれませんが、音のフィーリングを楽しんで話していただけたら嬉しいですね!
ご自身のお名前が一般的にどのようにカタカナで書かれるのか、まずは調べてしっかりと覚えましょう。
②出身
どこから来たか(自分のルーツ)、を伝えましょう。
a:「東京生まれです」[9]:to o kyo o u ma re de su
↑生まれた場所を伝えるのも良いですね。
b:「アメリカから、まいりました」[12]:a me ri ka ka ra, ma i ri ma shi ta
↑〜から来ました、の意味です。丁寧な言葉で「まいりました」を使って話すととても良い印象ですね。
※ a、bどちらでも良いです。
自分の生まれた町・育った町、ふるさとである場所が好きなら[a]を選んで自然でしょう。
シンプルかつ一般の挨拶として自分の国を伝える[b]も格好の良い話し方です。
③ストーリー
自分のストーリーを話しましょう。
-①今までのこと
大学では東洋近代史を勉強しました。[8]:be N kyo o shi ma shi ta
-②今のこと
一年半前に日本に来て、(◯◯社で)英語教師をしていました。ずっと東京に住んでいます。
[15]:i chi ne N ha N ma e ni, ni ho N ni ki te
[13]:e i go kyo o shi o shi te i ma shi ta
[14]:zu t to to o kyo o ni, su N de i ma su
-③これからのこと
ずっと日本に住みたいと思っています。
[19]:zu t to ni ho N ni su mi ta i to o mo t te i ma su
④「よろしくお願いします」に続くための挨拶
最後には同じチームのメンバーになる皆様にご挨拶をしましょう。
一言でも問題ないのですが、出来るならば「今の気持ち」「自分のハート」を楽しく聞いてもらった上でご挨拶に繋げましょう。
↓
a,日本語の勉強を続けて、ペラペラの日本語上手になりたいです。
d,これから皆様と同じチームで働けることをとても嬉しく思っています。
c,慣れない仕事ですので失敗もあるかもしれませんが、、
a[14, 13, 6]:ni ho N go no be N kyo o o tsu zu ke te, pe ra pe ra no ni ho N go jyo o zu ni na ri ta i de su
b[24, 14]:ko re ka ra mi na sa ma to o na ji chi i mu de ha ta ra ke ru ko to o, to te mo u re shi ku o mo t te i ma su
c[11, 15]:na re na i shi go to de su no de, shi p pa i mo a ru ka mo shi re ma se N ga
⇒「よろしくお願いします」[11]:yo ro shi ku o ne ga i shi ma su
【※自分を知ってもらうことと、'アピールすること' はとても近しい事柄です。良かれと思って口にしたことが話し方や場のムードによってマイナスの印象を与えてしまうことも多いものです。「自分のこと」はデリケートなこととよく覚えておきましょう。それよりパブリックな自己紹介では、聞いている皆さんに語りかけることを意識してスピーチしましょう。きっとたくさんの拍手が温かに返ってくると思いますよ。】
<実例>
はじめまして![6]:ha ji me ma shi te
メアリー・ヘップバーンです。(Mary Hepburn)
[12]:me a ri i he p pu ba a N de su
アメリカからまいりました。
大学では、東洋近代史を勉強しました。
[6, 10, 8]:da i ga ku de wa, to o yo o ki N da i shi o, be N kyo o shi ma shi ta
一年半年前に日本に来て、英語教師をしていました。ずっと新宿に住んでいます。
これからも、
ずっと日本に住みたい( な!)と思っています。
日本語はオンラインのプライベート・レッスンを週二回頑張っているのですが、これからも勉強を続けてペラペラの日本語上手になりたいです。
[5, 17, 16]:ni ho N go wa, o N ra i N no pu ra i be e to re s su N o, shu u ni ka i ga N ba t te i ru no de su ga・・・・・
これから皆様と同じチームで働けることをとても嬉しく思っています。
慣れない仕事ですので失敗もあるかもしれませんが、よろしくお願いします。
2,雑談しましょう ー 会話のウォームアップ
A:「おはようございます」
B:「あ、Aさん。おはようございます」
A:「・・・」
B:「・・・」
私たちの会話は、このようなことになりがちではないでしょうか。
上手く会話が出来ない、というのはとても自然なことだと思います。
でも、出来ることなら上手く(そして、かっこよく)話したい!と思うのが人情ですね。
そこで、今日は話し始めるステップで上手に言葉をつなぐことを例を見ながら考えてみましょう。
①<やっぱりお天気のお話>
誰と話しても、どうしてか(?)楽しいお天気の話です。
-a、晴れ
代表的なフレーズとして:
「今日は、よく晴れましたね!」[3, 8]:kyo o wa, yo ku ha re ma shi ta ne
「すっきりと気持ちが良いお天気ですね」[5, 13]:su k ki ri to, ki mo chi ga yo i o te N ki de su ne
「毎日すごいお天気ですね!」[14]:ma i ni chi su go i o te N ki de su ne
<晴れ>のムードには明るい口調が似合います。
A:「今日は、よく晴れましたね!」
B:「ええ、本当に。毎日すごいお天気ですね」[2, 5]:e e, ho N to o ni・・・
A:「はい、日焼け止めがいるくらいで・・」[2, 12]:ha i, hi ya ke do me ga i ru ku ra i de
B:「そういえば焼けましたね!自転車通勤(通学)でしたっけ?」
[11, 13]:so o i e ba ya ke ma shi ta ne, ji te N sha tsu u ki N de shi ta k ke
A:「ええ、(お天気が良くて)助かってますよ」[8]:ta su ka t te ma su yo
-b、雨
代表的なフレーズとして:
「今日は降っちゃいましたね」[3, 8]:kyo o wa, fu t cha i ma shi ta ne
「よく降りますね」[7]:yo ku fu ri ma su ne
「まいりました。すっかり降られちゃいました」[6, 12]:ma i ri ma shi ta, su k ka ri fu ra re cha i ma shi ta
<雨>の日は少しウェットなムードの朝です。
A:「今日は雨ですね・・」[3, 5]:kyo o wa, a me de su ne
B:「ええ、降ってしまいましたね」
A:「よく降るから、駅から歩いただけですっかり濡れちゃいましたよ」
[11, 12]:・・・e ki ka ra a ru i ta da ke de, su k ka ri nu re cha i ma shi ta yo
B:「本当に!傘があるだけで通勤が面倒ですよ」
[5, 8, 12]:ho N to o ni, ka sa ga a ru da ke de, tsu u ki N ga me N do o de su yo
A:「そうそう。いつもコンビニで(傘を)買うんですけど、また一本増えちゃって」
[4, 15, 11]:so o so o, i tsu mo ko N bi ni de ka u N de su ke do, ma ta i p po N fu e cha t te
-c、曇り
代表的なフレーズとして:
「すっきりしないお天気ですね」[14]:su k ki ri shi na i o te N ki de su ne
「なんだか降ってきそうですね」[4, 9]:na N da ka, fu t te ki so o de su ne
「一日もってくれるといいんですが(=雨がふらないで「曇り」のままでお天気キープ!だと良い)」[4, 13]:i chi ni chi, mo t te ku re ru to i i N de su ga
<曇り>は良くも悪くもないグレーです。
A:「なんだか、すっきりしないお天気ですね」
B:「ええ、傘持ってないから降らないといいんですが」
[2, 9, 11]:e e, ka sa mo t te na i ka ra, fu ra na i to i i N de su ga
A:「お天気予報では大丈夫そうでしたけど、、」
[9, 12]:o te N ki yo ho o de wa, da i jyo o bu so o de shi ta ke do
B:「あ、そうですか!でも、おかげさまで涼しいのにはホッとしますね」
[5, 2, 13, 7]:so o de su ka, de mo, o ka ge sa ma de su zu shi i no ni wa, ho t to shi ma su ne
A:「そうですね!これくらいだと最高の空気ですね」
[5, 7, 11]:so o de su ne, ko re ku ra i da to, sa i ko o no ku u ki de su ne
②<日本は四季がはっきりしています>
散歩道に四季折々の美しさを見つけてみましょう!
-a、春
代表的なフレーズとして:
「もう春ですね」[7]:mo o ha ru de su ne
「暖かくなりましたね」[11]:a ta ta ka ku na ri ma shi ta ne
「よい季節になりますね」[11]:yo i ki se tsu ni na ri ma su ne
<春>は出会いと別れがあって、生活に動きが出るシーズン
A:「最近、暖かくなりましたね」
B:「ええ、今年も春ですね」
A:「はい。桜も蕾が大きくなってもう咲いてきそうですね」
[2, 15, 11]:ha i, sa ku ra mo tsu bo mi ga o o ki ku na t te, mo o sa i te ki so o de su ne
B:「うちの近くではもう気の早い花がちょっとだけ咲いちゃってましたよ」
[8, 15, 9]:u chi no chi ka ku de wa, mo o ki no ha ya i ha na ga cho t to da ke, sa i cha t te ma shi ta yo
A:「えー、本当ですか!今年の花見も楽しみだなあ」
[2, 7, 15]:e e, ho N to o de su ka, ko to shi no ha na mi mo ta no shi mi da na a
-b、夏
代表的なフレーズとして:
「夏ですね」[5]:na tsu de su ne
「暑いですね」[6]:a tsu i de su ne
「蒸し暑くなりましたね」[11]:mu shi a tsu ku na ri ma shi ta ne
<夏>は一年の半分の頃、とにかく暑いばかりのシーズン
A:「今日も暑いですね」
B:「本当に。今年も夏が来るのかあ」
[5, 12]:ho N to o ni, ko to shi mo na tsu ga ku ru no ka a
A:「はい、もうこんな時期なんですね。昨日寝るときエアコン使っちゃいましたよ」
[2, 12, 20]:ha i, mo o ko N na ji ki na N de su ne, ki no o ne ru to ki e a ko N tsu ka t cha i ma shi ta yo
B:「あ、うちもですよ。まだ『ドライ』ですけど」
A:「ですよね。寝苦しいっていうか、なんか疲れてるのに寝られないですよね!」
-c、秋
代表的なフレーズとして:
「秋になりますね」[8]:a ki ni na ri ma su ne
「ちょっと涼しいですよね」[3, 8]:cho t to, su zu shi i de su yo ne
「今年も良い季節が(やっと)来ますね」[4, 10]:ko to shi mo, yo i ki se tsu ga ki ma su ne
<秋>は一年の終わりへ向かう(束の間の)素晴らしいシーズン
A:「おはようございます。最近、ちょっと涼しいですよね」
[4, 3, 8]:sa i ki N, cho t to, su zu shi i de su yo ne
B:「ええ、今年も秋になりますね」
A:「やっと夏が終わったっていうか、今年も本当に暑かったですね!」
[15, 17]:ya t to na tsu ga o wa t ta t te i u ka, ko to shi mo ho N to o ni a tsu ka t ta de su ne
B:「ええ、本当に暑かったですね!・・気がつけば今年ももう残すは3か月ばかり。早いなあ」
[・・15, 8, 5]:ki ga tsu ke ba ko to shi mo mo o no ko su wa sa N ka ge tsu ba ka ri, ha ya i na a
A:「そうですね。やっと夏が過ぎたと思ったら、もう年末が見えてきますものね」
[15, 16]:ya t to na tsu ga su gi ta to o mo t ta ra, mo o ne N ma tsu ga mi e te ki ma su mo no ne
-d、冬
代表的なフレーズとして:
「(今日も)寒いですね」[6]:sa mu i de su ne
「今朝も冷えましたね」[3,6]:ke sa mo, hi e ma shi ta ne
「最近(本当に)冬らしいですね」[4, 8]:sa i ki N, fu yu ra shi i de su ne
<冬>は近年短くなる一方の貴重なシーズン、寒さも悪くないかもしれません
A:「おはようございます。寒いですね!」
B:「ええ、良く冷えますね。温暖化って言うけれど本当に寒いですよね」[12, 12]:o N da N ka t te i u ke re do, ho N to o ni sa mu i de su yo ne
A:「コートがあるから(服が)かさばっちゃって!・・あ、そのマフラー新しいやつですか?良いですね」
[8, 7, 1, 6, 10, 5]:ko o to ga a ru ka ra, ka sa ba t cha t te, a, so no ma fu ra a, a ta ra shi i ya tsu de su ka, i i de su ne
B:「ああ、これ。ありがとうございます。この間見つけて買っちゃったんですよ」[2,2, 9, 9]:a a, ko re, ko no a i da mi tsu ke te, ka t cha t ta N de su yo
A:「あ、そうなんですか。似合ってるから奥さんの手編みかと思いましたよ」
[1, 7, 7, 17]:a, so o na N de su ka, ni a t te ru ka ra, o ku sa N no te a mi ka to o mo i ma shi ta yo
<お天気>と<四季>をピックアップして雑談のお話を考えてみました。
ヒントになる!と思うものがあったら是非使ってみてくださいね。
他にも、、
「桜の写真を撮ったんだ」(春)
[13]:sa ku ra no sha shi N o to t ta N da
「週末は富士山に行ってきたんです」(夏、7-8月)
[5, 13]:shu u ma tsu wa, fu ji sa N ni i t te ki ta N de su
「もうスーパーに松茸が出てますね!」(秋)
[2, 5, 10]:mo o, su u pa a ni, ma tsu ta ke ga de te ma su ne
「今年の忘年会はお鍋ですって!」(冬)
[11, 7]:ko to shi no bo o ne N ka i wa, o na be de su t te
「また台風来るって。テストの日は休みにならないかなあ」(天気予報)
[10, 6, 11]:ma ta ta i fu u ku ru t te, te su to no hi wa, ya su mi ni na ra na i ka na a
「見ました?昨日のニュース。あれ・・・」(ニュース)
[4, 7, 2]:mi ma shi ta, ki no o no nyu u su, a re,,,
↑※ 今これだ!という好きな話題を本音で楽しみながらマナー良く話せば、きっと自然でスムーズな会話をリードできると思います。
日本語はハイ・コンテクスト(高文脈依存型コミュニケーション)と言います。ですから、自分の気持が入る「何か」を話せば、それでもう良い雑談のきっかけになるはずです。
今日の勉強はここまで、
ぺらぺらの日本語上手を目指して、さあ!どんどん話してみましょうね。
本日は自己紹介と雑談のウォーム・アップにテーマを絞って、<話し始めること>を少し眺めてみました。
外国語を学ぶことは新しい知識と出会うことです。
楽しいものですね。
勉強は長く苦しい時間の積み重ねなのですが、しかし得たスキルはかけがえなく楽しいもので、それそのもの「文化」の習得であるに違いありません。
覚えましょう、そして覚えたら身の回りでどんどん話しましょう。
日本語のネイティブたちも、あなたから日本語という言葉でアプローチをもらったら上手に言葉を返してくれると思います。
いつも自分の気持ち半分、話す相手の気持ち半分で「ぺらぺらの日本語」を作ることにチャレンジしましょう。
相手が話しやすい「会話」が実践できたら、それは素晴らしく上手な日本語だと思います。
外国語のスキルは単語、文法、読解力、聴解力といった細やかな事柄をコツコツと勉強することの総合力です。
毎日の勉強を続けましょう。
もし、机に向かっていて困ってしまった時には、その時こそプロの教師のレッスンを試してみてくださいね。
日本語専門の教室にはきっと驚くような日本語の発見が待っていると思います。
私たちJLSは、海外からお越しの皆様を心より歓迎いたします。