アラジンと魔法のランプpart2を読んでみましょう!/日本語ラーニングサポートLLC

2024/10/13 ブログ

アラジンと魔法のランプpart2を読んでみましょう!

皆さん、part1の方はもうご覧いただけましたか。

まだ読んでいないよ!という方は、是非下のリンクからpart1をご覧ください!

https://nihongojikan.jp/blog/20241013-4310/

 

「アラジンと魔法のランプ」part2

おじいさんは、実は悪い魔法使いだったのです。

アラジン :「あーあ、どうしらたらいいんだ…」

洞窟から出られなくなってしまったアラジンは、地面に座り込んで考えました。

すると、何かがきらっと光ったのに気が付きました。

よく見てみると、アラジンがおじいさんに渡したはずのランプが落ちていました。

アラジン :「あれ?このランプ…」

ランプはおじいさんが洞窟の出口を閉めたときに、地面がグラグラと揺れて、洞窟の中に落ちてしまったのです。

アラジン :「いや、ランプなんて何の役にも立たないし…」

アラジンは、古いランプを拾いました。

アラジン :「でも、あのおじいさんは何でこんな汚いランプが欲しかったんだろう…」

そして、ランプの汚れている部分を服でキュッキュッと磨きました。

すると…モクモクモクモク…

ランプから白い煙が出てきて…

ランプの精:「初めまして、ご主人様!ご用は何かな?」

大きなランプの妖精が出てきました。

アラジン :「うわあああああ!なんだこれ!」

ランプの精:「私は、ランプの妖精です。長い間このランプの中に閉じ込められていたのです。」

アラジン :「本当に、こんな妖精がいるのか!」

ランプの精:「ええ、いますよ!ランプから出していただいたお礼に、ご主人様の願いを三つかなえましょう!欲しいもの、したいこと、なんでもおっしゃってください。」

アラジン :「本当に何でもかなえられるのか?」

アラジンは、ランプの精が言っていることが信じられませんでした。

ランプの精:「もちろん!」

ランプの精は、自信満々です。

アラジン :「じゃあ、一つ目のお願いだ。この洞窟から出してくれ!」

ランプの精:「承知いたしました。ご主人様。」

するとたちまちランプの精の指からキラキラとした煙が出てきて、気が付くとアラジンは自分の家に帰っていました。

アラジン :「わあ、君の力は本物だったんだ!これはすごい!」

ランプの精:「ははは!そうです!私の力は本物です!さあ、次の願い事は何ですか?」

アラジン :「そうだなぁ…じゃあ、この国のお姫様に会ってみたいから、王子様にしてくれ!」

ランプの精:「承知しました!」

 

ランプの精の指からキラキラの煙が出ると…

アラジンはたちまち王子様の姿になりました。

アラジンは、たくさんの宝石を持って、お姫様が住んでいるお城へ行きました。

アラジン :「私は、隣の国の王子です。お姫様に一目お会いしたく、参りました。」

お姫様  :「まあ、なんてハンサムなの!」

アラジンは、王様やお姫様にたくさんの宝石を見せました。

王様   :「おお、これは本物の王子じゃ。こんなにたくさんの宝石を持っている人はなかなかいないぞ。」

こうして、アラジンとお姫様は結婚することになりました。

続く…

 

無事にお姫様と結婚することができたアラジン。

しかし、お話はこれでは終わりません!

このままハッピーエンドで終わることができるのでしょうか。

part3をお楽しみに!

 

それでは、ここからは本文に出てきた文法を少し学習しましょう!

洞窟から出られなくなってしまったアラジンは、きらっと光るものを見つけましたね。

「よく見てみると、アラジンがおじいさんに渡したはずのランプが落ちていました。」

この「~はず」はどんな意味なのでしょうか。

今日は「~はず」という文法を学習していきましょう!

 

「~はず」は、「絶対にそうだと思う」「100%に近い自信がある」という意味で使われます。

Sample1 田中さんは、前にもここに来たことがあるから、道は分かるはずだよ。

Sample2 部長は、昔アメリカで働いていたって言っていたから、英語は上手なはずだよ。

Sample3 鈴木さん、駅に着いたら連絡してくれるはずなんだけど、電話こないね。どうしたんだろう…

Sample4 あれ?鍵、閉めたはずなのに開いている。

 

「~はず」は、Sample1、Sample2のように理由があって強くそう思う、またはSample3、Sample4のように絶対的な自信があるのにそれとは違うことが起きた、予想外のハプニングがあった時によく使います。

過去のことには、「~はずだった」を使います。

「~はずだった」は、元々それをする予定だったけれど、しないことになったという意味を表すことができます。

Sample1 海外に留学に行くはずだったんですが、知り合いの会社に誘われて就職することにしました。

Sample2 昨日はミュージカルを見るはずだったけど、風邪をひいて行けなくなっちゃって…

Sample3 新しいスマホを買うはずだったんですけど、車の修理代が思ったより高くて…あきらめたんです。

こんなふうに予定と違ったことを話すときに使えますね!

皆さんも是非使ってみてください!

それでは、今日はここまで。

また次回のブログでお会いしましょう!