モノの名前を覚えましょう[身のまわりの名詞] / Lv.Start

2024/08/24 ブログ

モノの名前を覚えましょう

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本日の記事では、まず第一歩の日本語会話で覚えておきたい身近な名詞の言葉をおさらいします。

ファーストステップ、とは言っても色々なモノがあって「名前が分からない!」「話せない!」ということはよくあるものです。

つきまして、知っておくと便利な<モノの名前>を少し集めてみました。

勉強にも、日本語の実戦にもきっと役に立つと思います。

 

 

「外国語としての日本語」で、壁として現れやすいトラブルはまず「単語」です

日本語を勉強し、覚えた文法でシンプルな文を作ることは、そう難しいことではないかもしれません。

しかし、必要な単語を憶えて、さらにコミュニケーションの実際の場面で思い出すことはハードルの高いものです。

「何を言いたいのか」、イメージがしっかりと頭の中に描けていても語彙の知識がなければ、口に出しかけた言葉に詰まってしまいます。

つまり、<イメージ>を何と呼んだら良いのか。<イメージ>に対する名前を記憶していることが大切なのですね。

本日のブログ記事では私たちの生活に身近と思われる様々な<モノ>に限定して一部の基本的な名詞を確認します。

こちらをお読みになっている方は、すでに最小以上の語彙力をお持ちと考えて、基本的な名詞とは言っても[一次的にベーシックな名詞] については省きました。

シチュエーション別に、少し覚えにくかったり、ついつい後回しの勉強に任せてしまうもの、トリッキーと考えられるものに注目しています。

日本語の勉強を始めたばかりの方には純粋な語彙の勉強として、また既に日常的に日本語の会話の機会をお持ちの方には復習として、半歩上の語学力のための学びに[+α]としてお役に立てていただければ幸いです。

●読みにくかったら、このページの英語版や中国語版など他の言語への翻訳版にして読んでみてくださいね。ページ右上のボタンで表示する言語を選択できますよ。

●<モノの名前>は全部、声に出して読んでみてくださいね。自分の声が気持ちよく響いていたらOKです。

〈参考〉例に挙げた<モノの名前>には全て[拍の数]と、発音ガイドを付記しました。

例:「みそしる」[4]:mi so shi ru

         ↑①  ↑②

①[拍]・・・日本語を発音するためのビート、ドラムを叩いたりキータイピングをするように一音ずつをはっきりと口に出して話しましょう。

:発音ガイド・・・日本語を話す時の音の種類を一音ずつアルファベットで表記しました。子音と母音の組み合わせが基本です。つまり、ひらがなの一つで表される音です。※難しい発音や前後の環境に左右される特殊な発音は、まず本日の練習では忘れてはっきりと気持ちよく<モノの名前>を読み上げてみましょう。美しい日本語はまずここから始まります。

●「何」を表す名詞を日本語の言葉として口に出しているのか、<モノの名前>で呼ぶ対象物をしっかりとイメージして発音の練習をしましょう。「モノ」の実物と発音している<名前>を頭の中で強固に結びつけてください。できるだけ強く、です。そして何回も繰り返して暗記しましょう。

 

 

 

〈目次〉身近な名詞の言葉を覚えましょう

①料理と食事(とキッチン)

味噌汁、漬物、和食、洋食、中華、炒め物、煮物、生魚、ゆで卵、蒸し野菜、餃子、和菓子、日本酒、焼酎、お鍋、包丁、まな板、お皿、冷蔵庫、冷凍庫、氷、塩、砂糖、西瓜、蜜柑、牛乳、緑茶、麦茶、烏龍茶

②オフィスと仕事

ホチキス、輪ゴム、朱肉、セロテープ、はさみ、ノートパソコン、名刺、表、名簿、見積書、請求書、領収書、契約書、

③学校と勉強

制服、リュック、ランドセル、上履き、黒板、消しゴム、筆箱、辞書、着替え、成績表、楽器、※〈ホテル→〉布団、枕、目覚まし、歯ブラシ、ハミガキ、鏡

④ファッション

帽子、眼鏡、ズボン、上着、下着、靴下、マフラー、扇子、団扇、

⑤掃除と洗濯

箒、ちりとり、雑巾、掃除機、ゴミ箱、洗濯機、洗濯バサミ、洗剤、物干し竿、箪笥

⑥交通機関とショッピング

切符、定期券、お釣り、買い物かご、紙袋、ビニール袋、箱、割引券、財布、お札、小銭、お土産、

 

 

 

①料理と食事(とキッチン)

食べ物と飲み物は毎日の基本、健康的な生活は食事から始まります!

食卓やキッチンの場面に登場する言葉を見てみましょう。

 

味噌汁「みそしる」[4]:mi so shi ru・・みそのスープです。日本の食卓には定番ですね。味噌を毎日食事に取り入れることで病気にもなりにくいと言いますが、本当に(かなりの) 効果があると個人的には思っています。テーブルセットは左に「白いご飯」、右に「味噌汁」です。

漬物「つけもの」[4]:tsu ke mo no・・🥒🍆🥒🥕日本の野菜のピクルスです。色々な種類があって、楽しく野菜を食べることができますね。胡瓜や茄子、蕪、白菜、野沢菜、、、

和食「わしょく」[3]:wa sho ku・・日本の料理と食事です。日本料理。パッと浮かぶものとして、お寿司、蕎麦(そば)、うどん、天麩羅(てんぷら)など代表的なイメージから干物、卵焼き、煮付けなど日常的な食卓の彩りまで広く指して言います。懐石料理など高級なコースの食事も大切な機会には楽しみたいですね。

洋食「ようしょく」[4]:yo o sho ku・・西洋(ウエスタン・スタイル)の料理と食事です。もしくは西洋ルーツの料理の日本バージョンを言います。エビフライ、ハンバーグ、オムライス、スパゲッティ・ナポリタン、、

中華「ちゅうか」[3]:chu u ka・・中国の料理です。世界中にお店がありおよそ多くの都市で口にできると思いますが、それだけに味には本場のものから距離のあるバリエーションが多いですね。日本での’日本風’中華料理もなかなか美味しいと思います。天津飯はオリジナルの日本中華ですが、日本人にとって大変親しみのある一品ではないでしょうか。

炒め物「いためもの」[5]:i ta me mo no・・鍋(パンpan)で油を使って焼いて作ります。野菜炒め、きのこの炒め物、もちろん肉の炒め物も、豆腐も炒めて美味しく、沖縄発祥の「ちゃんぷるー」はとても人気がありますね。「豆腐ちゃんぷるー」「ソーミンちゃんぷるー」「ゴーヤちゃんぷるー」他

煮物「にもの」[3]:ni mo no・・鍋で煮た食べ物です。肉じゃがなど定番ですが、おおよそどんな食材も出汁と醤油、調味料で煮て美味しく料理になりますね。’シチュー’なども日本風に美味しい味が楽しめると思います。

生魚「なまざかな」[5]:na ma za ka na・・生(なま)/煮ない、焼かない、蒸さない、そのままのお魚です。醤油で食べると美味しいですね。※「生◯◯」→生卵、生野菜、、

お刺身には、魚の種類によりますが、山葵(わさび)生姜(しょうが)、また大蒜(にんにく)が定番のセットですから、家庭の食卓にも一揃用意しておきたいですね。

ゆで卵「ゆでたまご」[5]:yu de ta ma go・・茹でた卵です。ボイルド・エッグ

蒸し野菜「むしやさい」[5]:mu shi ya sa i・・蒸籠や鍋で蒸した野菜です。ヘルシーですし、優しく熱を通した野菜はホクホクした美味しさが良いですね。

餃子「ぎょうざ」[3]:gyo o za・・🥟です。お肉と野菜の他にも具に種類があって楽しいですね。みんなが笑顔になる料理、焼いても蒸しても煮ても美味しいですね。

和菓子「わがし」[3]:wa ga shi・・日本のお菓子です。あんこ、きなこの味が時々とても恋しく食べたくなりますね。やさしい甘さでしょうか。

日本酒「にほんしゅ」[4]:ni ho N shu・・日本の伝統的な醸造酒です。SAKEの名称で親しまれていますね。各地の味があって奥深いもの、機会があれば是非飲み比べをしてみてください。

焼酎「しょうちゅう」[4]:sho o chu u・・日本の蒸留酒です。麦や芋、米等から作られます。酒に同じく全国に数え切れないほどの銘柄があります。

お鍋「おなべ」[3]:o na be・・「(お)鍋」=’鍋料理’をまとめて指し示す単語です。鍋料理の総称。色々な種類があって楽しいですし、大勢で鍋を囲んで摂る食事は温かいですね!しゃぶしゃぶ、ちゃんこ鍋、寄せ鍋、水炊き、、

包丁「ほうちょう」[4]:ho o cho o・・🔪料理の道具です。料理用のナイフ、大きいものから小さいものまであります。

まな板「まないた」[4]:ma na i ta・・包丁を使う時に食材を置く板(ボード)です。この上で食材を切ります。形にも種類があって、中華料理で使うような丸い切り株型のものや、収納と携帯に便利な一枚のシートのように薄いものも多く見かけます。包丁とセットのキッチン・アイテムです。

お皿「おさら」[3]:o sa ra・・🍽←この絵の真ん中のプレート(白い円)です。かなり広く食器をカバーしてひとまとめにお皿と言うことができると思います。

「大きくて丸いお皿」「小さくて四角いお皿」「ちょっと底の深いお皿」等などです。

冷蔵庫「れいぞうこ」[5]:re i zo o ko・・食べ物や飲み物を入れておくボックス家電です。中は3℃が一般的でしょうか。

冷凍庫「れいとうこ」[5]:re i to o ko・・氷やアイスクリーム等、冷凍保存のためのボックス家電です。冷蔵庫とセットが一般的ですね。冷蔵庫の冷凍バージョン。

氷「こおり」[3]:ko o ri・・🧊、アイスです。

塩「しお」[2]:shi o・・🧂です。かなり広く何にでも使いますね。ゆで卵とのマッチングは最高だと思います。天ぷらやお寿司にも振りかけますね。

砂糖「さとう」[3]:sa to o・・甘いですね。日本語でも「シュガー」のカタカナ語でOKです。すき焼きや煮物に欠かせませんし、疲れた時の珈琲にはブラックより甘い一杯が飲みたくなりますね。

西瓜「すいか」[3]:su i ka・・🍉です。夏の風物詩の代表。フルーツでしょうか、野菜でしょうか。

蜜柑「みかん」[3]:mi ka N・・🍊です。冬場にこたつの上にお茶とセットで並んでいるのが’昔ながらの日本の居間’のイメージとして一般的でしょうか。※猫も居ると本当に良い絵柄になりますね。

牛乳「ぎゅうにゅう」[4]:gyu u nyu u・・🥛です。牛のミルク、日本では子どもが飲むと背が高くなると言いますね。銭湯では風呂上がりに冷たい瓶の牛乳を飲むのがやっぱり定番の風景でしょうか。

緑茶「りょくちゃ」[4]:ryo ku cha・・🍵です。グリーンティー。蜜柑との相性はバツグンですから試してみてください。

麦茶「むぎちゃ」[3]:mu gi cha・・麦のお茶です。一年中健康的に飲みますが、特に日の眩しい季節には、麦わら帽子に汗をかきかき飲み干すキンキンの(/冷えた) 麦茶が爽やかに映えますね。夏、を感じる図柄そのものです。

烏龍茶「うーろんちゃ」[5]:u u ro N cha・・中国茶には種類が大変多いですが、日本で最も親しまれている中国茶と言って良いと思います。濃い茶色で飲みやすい味、皆様もよく召し上がりますか?

 

 

②オフィスと仕事

オフィス(/事務所)で毎日使うものの中には名前が分からないものも多いですね!

「ドキュメントを『ぱちっ』とするやつ」

「茶色の(色々なものを)留めるゴム」

「ハンコに赤いインクをつける、あの丸いの」

・・・、これでも十分に伝わりますが、できればモノの名前を覚えて話しましょう。それだけで一段上の日本語が実現できますよ!

 

ホチキス「ほちきす」[4]:ho chi ki su・・紙をまとめて『パチン』と留めるアレです。

例:ホチキスで(書類を) 留める。/ ホチキス留め

芯「しん」[2]:shi N・・ホチキスで挟んだ紙をがっちりと噛んで留める小さな金属です。繋がった芯のブロックをホチキス本体に入れて使いますね。※シャープペンに入れる「鉛筆」部分の細くて小さな黒いスティックも「芯」と言いますね!

色々な「芯」がありますので、

シャー芯「しゃあしん」[4]:sha a shi N ←シャープペンの鉛筆部分の芯、消耗品。

ホチキスの芯「ほちきすのしん」[7]:ho chi ki su no shi N

↑上記のように具体的に名前を使い分けるとより分かりやすいでしょうか。

輪ゴム「わごむ」[3]:wa go mu・・リング(/輪) の形のゴム・バンドです。「茶色の(色々なものを)留めるゴム」。ちょっとした小物をまとめておいたり、箱のふたが外れないようにしたり、何かと便利なアイテムの代表ですね。

例:輪ゴムをかける。他、

朱肉「しゅにく」[3]:shu ni ku・・ハンコにインクをつけるための道具です。色々なサイズや形もあるようですが、定番としては不動産の契約をする時に出してくれるアレ、銀行・役所など色々な窓口で契約をしたり正式な文書に印鑑を押す時に用意してあるアレ、「ハンコに赤いインクをつける、あの丸いの」です。何回使ってもインクがなくならないように思えるくらい長く使えます。

セロテープ「せろてーぷ」[5]:se ro te e pu・・透明でシールのように貼り付けるテープ、オフィスには欠かせない文房具ですね。

例:セロテープを貼る。

糊「のり」[2]:no ri・・主に紙と紙を貼り付ける時に塗って使う液状物、切手を葉書に貼ったり、封筒を閉じたり色々な場面で欠かせませんね。

例:糊をつける。

はさみ「はさみ」[3]:ha sa mi・・✂です。紙などを切ります。

ノートパソコン「のおとぱそこん」[7]:no o to pa so ko N・・『ラップ・トップ』の名称で親しまれる場合も多いでしょうか。日本語では’ノートパソコン’ と呼ぶのが一般的です。持ち運びの画面つきノート型パーソナルコンピューターですから『ノートパソコン』

名刺「めいし」[3]:me i shi・・ビジネス・カードのことです。名前を忘れられないように刺す( ≒ 相手の意識に強く残してもらう) から「名刺」です。日本のビジネスには必携のアイテムで、交換にもマナーがありますのできちんと覚えましょう。

葉書「はがき」[3]:ha ga ki・・一枚の紙だけの手紙で、表面に宛先や送り人の情報、一般に裏面にメッセージを書きます。ポストカードですね。

封筒ふうとう[4]:fu u to o・・書類や手紙を入れるための紙製の薄いケース(型の袋)です。色々なサイズが定型で販売されていますね。

文房具「ぶんぼうぐ」[5]:bu N bo o gu・・オフィスや学校、会社等で使う事務用の道具と品々全般のことです。まとめて「文房具」と呼びます。

表「ひょう」[2]:hyo o・・データが一覧になったリストですね。excelは「表計算(ひょうけいさん)」と言います。

名簿「めいぼ」[3]:me i bo・・メンバーの名前が一覧で記載された表です。
見積書「みつもりしょ」[5]:mi tsu mo ri sho・・ある仕事に対して費用のプランを提示する書面です。

請求書「せいきゅうしょ」[5]:se i kyu u sho・・ある契約において発注者に対して支払いを依頼する書面です。

領収書「りょうしゅうしょ」[5]:ryo o shu u sho・・ある支払いの完了に伴って金銭の受領者が、支払者に対して発行する証明書です。

契約書「けいやくしょ」[5]:ke i ya ku sho・・ある取引に対して内容と当事者双方の義務と責任等を明記して交わす契約仔細であり約束ごと、また成立の証となる正式な文書です。

 

 

③学校と勉強

勉強は、まず学校から!そして学校が楽しければ勉強も楽しいですね。

人が集まるところであるという点は同じですが、もちろん会社とも違っている場所で、大人になるとどこにも無い「学校」の空間が懐かしいものです。

 

制服「せいふく」[4]:se i fu ku・・学生であるとか運動部の部員であるとか (またアルバイト先のお店のスタッフであるとか)、あるグループのメンバーであることで決められた服装です。ユニフォーム。

リュック「りゅっく」[3]:ryu k ku・・🎒肩に紐をかけて背中に提げるタイプのバックです。バックパック。

例:リュックを背負う。

ランドセル「らんどせる」[5]:ra N do se ru・・小学生のためのリュックと言うと分かりよいでしょうか。かなり堅くて頑丈、6年以上長持ちします。値段になかなかに高いもので驚かされます。

例:ランドセルを背負う。

上履き「うわばき」[4]:u wa ba ki・・室内で履くシューズです。特に日本の学校では内と外で靴を分けますね。学校へ入る時は玄関で靴を履き替えて下駄箱にしまいます。ここで靴を盗られたりいたずらされたりとイジメも絶えないようですが、バレンタインの日にはチョコーレートが入っていることもあったり時には手紙がこっそり届いたり、色々なドラマが繰り広げられるようです。スリッパタイプの上履きも多いと思います。

黒板「こくばん」[4]:ko ku ba N・・どの教室にもある授業のための大きな一枚のボード(/面)であり、教師および生徒の為の大きなノートになり、スクリーンとして使うものです。教壇の後ろの壁一面の上部が一般的で、右端に日付とお天気が書いてある風景が懐かしいですね。黒板に白墨(チョーク)で書いては消して。ブラック・ボード、因みに「黒」板とか「ブラック」ボードとは言いますが、実際には濃い緑色をしているでしょうか。

消しゴム「けしごむ」[4]:ke shi go mu・・鉛筆で書いた字や絵を消すためのゴムですね。最も基本的な文房具で鉛筆・シャープペンとセット、イレイザー。人気No.1のアイテムはやはり『Tombow』の『MONO』ブランドでしょうか。

筆箱「ふでばこ」[4]:fu de ba ko・・鉛筆や消しゴム等の小型文房具を入れて置くケースないしBOXです。ペン・ケース

辞書「じしょ」[2]:ji sho・・言葉を調べる本、国語と外国語の勉強には欠かせませんね。

例:辞書を引く。

着替え「きがえ」[3]:ki ga e ・・着替える為に用意しておくですから「着替え」、そのままのネーミングですね。このようなネーミング・タイプの〈モノの名前〉は日本語に多いものです。箸置き、鉛筆立て、黒板消し、など。着替えは学生さんには勿論、汗をかく予定がある時には持参必須ですね。

成績表「せいせきひょう」[6]:se i se ki hyo o・・勉強の評価が一覧になった科目別結果のリストです。A,B,C,,,と並ぶアルファベット式のタイプもあれば1,2,3,,,と並ぶ数字のタイプもあります。※また、その他形式有り

前者で最も良いのは「A」、後者であれば「5」や「10」等の大きな数字が一般に一番に良い評価となります。国語、数学、地理、歴史、物理、生物、英語、体育、、、、、、苦手な科目に赤点(不合格)はないか、たくさんの「A」や「10」が取れたか、成績表を先生から受け取る終業式の日は、各学期の長期休暇を前にして楽しかったものです。

楽器「がっき」[3]:ga k ki・・音楽のための道具です。演奏に使う道具みんなが、まとめて’楽器’です。学校ではクラスメイトがピアノの置かれた音楽室に揃って、リコーダーや鍵盤ハーモニカ、ドラム、木琴など触る機会が多いでしょうか。太鼓や琴、三味線といった和楽器の授業も人気がありました。

例:リコーダーを吹く。

例:ピアノを弾く。

例:ドラムを叩く。

<ホテル>に皆で泊まるスクール・キャンプも学校に欠かせない行事ですね。お部屋の日用品の言葉を少し見てみましょう。

↓↓↓

布団「ふとん」[3]:fu to N・・(:3[▓▓]です。主に和室で使うでしょうか。畳や床の上に敷く寝具です。体の下のマット部分を「敷布団(しきぶとん)」、そして体の上に掛ける方を「掛け布団(かけぶとん)」と区別して呼びます。

例:布団を敷く。

枕「まくら」[3]:ma ku ra・・寝る時に頭を乗せるクッションです。ピロー。旅行中に慣れない硬さの枕で寝られなかったという話しはよく聞くもの、睡眠の質を決める重要な要素です。ちなみに’首を支える’ことが安眠に重要なようですから、布団に横になったら確りと首の付け根や肩口に当たるくらいに枕の位置を調整して寝ましょう。※習慣として、日本では北に頭を向ける「北枕」はNGです。

目覚まし「めざまし」[4]:me za ma shi・・⏰です。アラーム(・クロック)。最近はほとんどスマホに内蔵されているアプリを使うことが多くなりましたが、朝の友達として一つお部屋にあるのも良いと思います。超強力なものや振動式のもの等もありますが周囲の人やお部屋には注意が必要ですね。

例:目覚ましをセットする。

歯ブラシ「はぶらし」[4]:ha bu ra shi・・歯を磨く'ブラシ'ですから「歯ブラシ」、洗面所に常備の日用品ですね。清潔な身だしなみは歯のマナーから、と言っても良いでしょう、名前もしっかりと覚えておきましょう。

※例:歯を磨く。

ハミガキ「はみがき」[4]:ha mi ga ki・・歯を磨くのに使うから「ハミガキ」です。歯磨き粉(はみがきこ)というだけに昔ながらにはパウダータイプの粉製品でしたが、現代ではほぼチューブ入りのペーストでしょうか。歯周病予防や歯のホワイトニング効果のあるものなど、好みがありますから旅行先にも持参したいものです。

鏡「かがみ」[3]:ka ga mi・・ミラー。お風呂や洗面所ないしお部屋には一枚以上必須でしょうか。(※学校の怪談話でも必ずと言ってよい程に活躍しますね。) 高校生にもなれば男子生徒でも小さなものを持っている場合は多いと思います。顔を映す以外にも一枚持っていれば何かと便利なものです。手鏡。特に化粧用具を入れる小型の鏡付き容器は「コンパクト」です。

 

 

④ファッション

毎日のおしゃれは周囲の人に’自分’を知ってもらうためにも欠かせないもの。細々としたものまで、身につける<モノ>の名前を覚えれば会話がきっと盛り上がりますし、ショッピングの時にも大変役に立ちますよ!

少しずつ実際に使いながら覚えていきましょう。

 

帽子「ぼうし」[3]:bo o shi・・🎩👒🧢、全部「帽子」です。色々な種類がありますが、頭に被る最も身近なアイテムだと思います。

例:帽子をかぶる。

眼鏡「めがね」[3]:me ga ne・・👓です。ちなみに、目が悪いことで使うのではなくて、オシャレのためだけの眼鏡は「伊達眼鏡(だてめがね)」と言います。絵本や漫画ではフクロウの顔によく見かけますが【頭が良い/クレバーである】なんて印象も与えるアイテムですね。フクロウの場合は丸メガネが似合う気がしますが、自分が選ぶとなると形やフレームにたくさん種類があって目移りしますね。

例:眼鏡をかける。

ズボン「すぼん」[3]:zu bo N・・👖です。他にも「パンツ」と言ったり、種類によって「ジーンズ」「ジーパン」「チノパン」「スラックス」など、日本語のジェネレーション等の違いによっても種々色々な呼び方を見つけることができますね。個人的に一番シンプルでベーシックな呼び方は「ズボン」ではないかと思います。種類もあまり選ばずにかなり多くの「👖」アイテムをカバーする言葉です。

例:ズボンをはく。

上着「うわぎ」[3]:u wa gi・・🧥です。シャツなどの服の上に着るから「上着」、フォーマルな場では着用が求められることも多いですね。

例:上着を着る。

下着「したぎ」[3]:shi ta gi・・男性で言えば、トランクスやボクサーパンツやタンクトップ(/🎽ランニング)のようなものです。肌に直接、つまり服の下に着ますから「下着」です。アンダーウェア

靴下「くつした」[4]:ku tsu shi ta・・🧦です。素足に被せて履く柔らかい足のカバーですね。ソックス

例:靴下をはく。

マフラー「まふらあ」[4]:ma fu ra a・・🧣です。寒い季節には首元に巻いた色とりどりのマフラーがぐっと上品さを演出してくれますね。スカーフ

例:マフラーを巻く。

扇子「せんす」[3]:se N su・・手でパタパタと振って風を送る小型の折りたたみアイテムですね。扇(おうぎ)、一つあるだけでエレガントなワンポイント・ファッションでしょうか。洒落た和装の装いには是非持っていたいものです。落語の世界ではプロの噺家さんの手によって、物語に登場する箸にも刀にも煙管にも自在に変化する魅力的な小道具です。

団扇「うちわ」[3]:u chi wa・・大きめで丸いファンが持ち手についたアイテム、扇子のように折りたたむことはできませんが、色々なデザインがあって可愛らしいですね。夏の宵には浴衣とセットもののアイテムで、お祭り・花火のポスター等のイメージで定番ですね。(野外でBBQや昔ながらの七輪を使って、、)料理などの際に火を扇ぐためにも使いますし、日用品としても活躍します。扇子よりも風を送るのにパワーがあって、暑がりな方だったら、日本の蒸し暑さ強烈な夏には間違いなく団扇を手にしたいところです。

 

 

⑤掃除と洗濯

やっぱり名前の不明なアイテムがたくさん登場します。

「玄関の前を掃く棒みたいな長いやつ」

「チリとかゴミを集めて拾って捨てるの」

「洗濯物を干すときに挟むはさみ、パチっとやるやつ」

・・・。②[オフィスと仕事]の項目と同じで事務や家事に使う道具は特に実用的なだけに名前の曖昧なまま勉強を進めて(あるいは毎日の生活に馴染んで,) しまっているモノが多くありますね。日本人である私たちにも同様です。やはり語彙知識を磨いて格好の良い日本語を目指しましょう。

 

箒「ほうき」[3]:ho o ki・・🧹です。先っぽの大きなブラシ部分でさっさっと床や地面のホコリを掃き取ります。

例:箒で(玄関etc.を) 掃く。

塵とり「ちりとり」[4]:chi ri to ri・・箒とセットの掃除用具で、ゴミ拾い用のお皿です。取っ手がついたパンpanのような形と言いますか。掃き集めた塵とゴミを拾ってゴミ箱へ、「チリとかゴミを集めて拾って捨てるの」です。

雑巾「ぞうきん」[4]:zo o ki N・・掃除用のタオルと言うと分かりよいですか。雑事のための布。廊下や色々なところを拭き掃除するのに使います。

例:雑巾で拭く。/ 雑巾をかける。

掃除機「そうじき」[4]:so o ji ki・・代表的な家電ですね。最近はロボット式のものも流行っていて、初期のタイプからずいぶん進化したようです。バキューム

例:(部屋に) 掃除機をかける。

ゴミ箱「ごみばこ」[4]:go mi ba ko・・言わずと知れたゴミを入れておくためのBOXです。呼び方を確認しておきましょう。ゴミを捨てる箱だからゴミ箱、そのままですね。

洗濯機「せんたっき(/せんたくき)」[5]:se N ta k(u) ki・・こちらも現代の一人暮らしには必須の家電でしょうか。ランドリー・マシーン

例:洗濯機を回す

洗濯バサミ「せんたくばさみ」[7]:se N ta ku ba sa mi・・洗濯物を干すときに挟むアレ、です。パチンとやりますが、結構強力で指を挟むと痛いですね。

洗剤「せんざい」[4]:se N za i・・モノを洗うためのケミカルです。液状だったり、パウダーで販売していますね。キッチンで使うものも洗濯に使うものも、トイレやお風呂の掃除に使うものも、全て「洗剤」と呼んでOKです。食器洗剤、洗濯洗剤、トイレ掃除用洗剤など。手や身体を洗うソープにはおおまかに「石鹸」というと一般的でしょうか。少しオシャレには「ハンドソープ」。・・「シャボン」とはもう古すぎる言い方で耳に珍しいかもしれません。

物干し竿「ものほしざお」[6]:mo no ho shi za o・・洗濯した衣服を乾かすためにかけておく長い棒です。※竿(さお)、とは長い棒状の道具の意味です。

箪笥「たんす」[3]:ta N su・・衣類を入れておくための箱型の家具です。比較的小さいものから大きいものまで、アンティークですごく高級なものも人気があるようですね。いくつもの取っ手と収納スペースからできていますが、→ ※一つ一つのボックスは「引き出し」と言います。引いて出すもの、の意味ですね。

引き出し「ひきだし」[4]:hi ki da shi

 

 

⑥交通機関とショッピング

最後に、町歩きをおおらかにイメージして<モノの名前> を考えます。

電車に乗るのもバスに乗るのも、言葉の分からない中で’初めて’を思い出せば緊張したものですね!スーパーやコンビニでのお買い物も、もちろん同じです。

日常生活のことだけに、しっかりと勉強して色々な言葉を覚えてしまいましょう。

 

切符「きっぷ」[3]:ki p pu・・チケットのことです。電車などの交通機関で使うものを指して切符と言うことが多いでしょうか。

定期券「ていきけん」[5]:te i ki ke N・・期間中フリーのお得な切符、(お値段はまとめて買うだけに少し高いお支払いですが、)  1か月や3か月・半年など決まった期間で電車やバス等に指定区間乗り放題のチケットです。公共交通機関が身近な日常生活には必須品、通勤用の他に学生用の通学定期券はさらに割安に設定されています。

お釣り「おつり」[3]:o tsu ri・・何かを買った時にレジなどで(金額ぴったりに出せなかった)過払いを返してもらうお金です。例えば120円の缶コーヒーを買うのに200円を払ったら、お釣り=80円です。チェンジ

買い物かご「かいものかご」[6]:ka i mo no ka go・・スーパーやコンビニの入口に重ねて置いてあるショッピング用の「かご」です。「かご」とは何かを入れて持ち運ぶための堅めの素材で作った(主に持ち運びできる) BOXで、形のしっかりしているものを言います。バスケット🧺。買い物に使うから「買い物🧺(かご)」で、これもシンプルですね。

紙袋「かみぶくろ」[5]:ka mi bu ku ro・・紙の袋(バッグ)です。デパートでお買い物をしたり、ギフトを買ったときなどにはお店のロゴ入りの袋がもらえてちょっぴり嬉しいものですね。←※ショッパー、何かの機会に便利に使えて重宝します。

ビニール袋「びにーるぶくろ」[7]:bi ni i ru bu ku ro・・ビニールの袋。日用品の買い物などの際にレジで一般的に用意されていますね。一昔前まで無料の配布が当然だったのですが、現在は1円〜5円ほどの値段でお客が購入しなければならなくなりました。プラスティック・バッグ

箱「はこ」[2]:ha ko・・🗃🎁などです。ボックス

割引券「わりびきけん」[6]:wa ri bi ki ke N・・値引きのキャンペーンは色々なお店で定期的に行われていて些細に嬉しいものですが、個人的には薬屋さんが兎角いつも割引券を配っている気がします。コンビニのレシートやアプリからもらうタイプのものも多いですね。ディスカウントチケット

財布「さいふ」[3]:sa i fu・・お金を入れておくケース、ウォレット。現代ではスマホひとつで支払いに足りてしまうのですが、お洒落な装いのために一つは愛用の財布を持ちたい気がします。リアルな「物」にこだわりを、

お札「おさつ」[3]:o sa tsu・・紙のお金です。日本では千円、五千円、一万円の三種類が発行されています。2024年の7月にデザインが新しくなりました。

小銭「こぜに」[3]:ko ze ni・・コインのお金です。「細かいお金」ともしばしば呼びますね。硬貨(こうか)。日本では、一円玉、五円玉、十円玉、五十円玉、百円玉、五百円玉の6種類がラインナップされていますね。※5円玉は「ご・え・ん」=御縁[go e N]と言葉をかけて、神社やお寺でお参りの際に使う人が多いですよ。

お土産「おみやげ」[4]:o mi ya ge・・誰か、待ってくれている人に渡すギフトです。スーベニア。誰かのお家を尋ねる時は必ず持参するのがマナーです。お菓子や果物、お酒等一般的ですが個人的に喜ばれるものなら何でも良いでしょう。

 

 

 

今日の勉強はここまでです。

いわゆる「(外国語としての)日本語の勉強」において必須の基礎語彙、というよりも知っておくことで学んだ日本語にプラスして上手に会話を進めることができるような’便利な名詞’ を集めて一緒に見てみました。

勉強を進めることにおいては勿論のことですが、日本での日常生活で役立つシーンがあったら嬉しい限りです。

外国語を知ることはまず<モノの名前>を知って、ことばの知識を持つことから始まります。

とにかく覚えましょう。そして’お名前’を覚えたら、文法的に勉強した文パターンとセットにして話しましょう。

■以下のようにシンプルな、動詞とのコンビネーションも美しい日本語の大切な要素です。

「辞書を引く」

「ズボンを履く」

「帽子をかぶる」

「掃除機をかける」

「洗濯機を回す」

上のように数多いものです。一日一つ、少しずつ・・・・。

単語の量を伴う語学力があることで豊かな日本語が生まれ、コミュニケーションもきっとスムーズに作れるようになると思います。

本日のヒントを生かして、是非身のまわりの細々とした<モノ>にも名前を探ってみましょう。

皆様の日本語の勉強が、将来の大きなキャリアアップにつながる努力でますように!

私たち、日本語ラーニングサポートは海外からお越しの皆様を歓迎いたします。