挨拶をしましょう / 日本語で話すLv.[S]tart
挨拶(あいさつ)を日本語で話す、ここから日本語の勉強を始めましょう。
「こんにちは!」(今日も良いお天気ですね)
「ありがとうございました!」(これからもよろしくお願いします)
・・・・・・・・・・・・・・・
ハキハキとした挨拶は気持ちが良いですね。
日本語を話す「音」にも注目してベーシックなおさらいをしてみましょう。
本日のブログでは日本語の基本挨拶をまとめてみました。
基本的なものから覚えていただきたい面白いフレーズも載せますから、勉強の復習にもこれから日本語を始めるという方にも楽しんで読んでいただければ嬉しいです。
●読みにくかったら、このページの英語版や中国語版など他の言語への翻訳版にして読んでみてくださいね。ページ右上のボタンで表示する言語を選択できますよ。
●挨拶は全部、声に出して読んでみてくださいね。自分の声が気持ちよく響いていたらOKです。
〈参考〉例に挙げた挨拶のフレーズには全て[拍の数]と、発音ガイドを付記しました。
例:「こんにちは」[5]:ko N ni chi wa
↑① ↑②
①[拍]・・・日本語を発音するためのビート、ドラムを叩いたりキータイピングをするように一音ずつをはっきりと話しましょう。
②:発音ガイド・・・日本語を話す時の音の種類を一音ずつアルファベットで表記しました。子音と母音の組み合わせが基本です。つまりひらがなの一つで表される音です。※難しい発音や前後の環境に左右される特殊な発音は、まず本日の練習では忘れてはっきりと気持ちよく挨拶の言葉を口に出してみましょう。美しい日本語はここから始まります。
●どんなシーンなのか、誰と話しているのか、イメージを膨らませて「相手に聞かせる」ように発音しましょう。きっと良い日本語が口から出てきますよ。※一部の挨拶フレーズには会話例を添えました。ご参照ください。
〈目次〉日本語で挨拶しましょう
①誰かと会った時
「おはようございます」、「こんにちは」、「こんばんは」
②ご飯を食べる時
「いただきます」、「ごちそうさまでした」、「かんぱい」
③レッスンに出席する時
「よろしくお願いします」、「ありがとうございました」
④仕事をする時
「お疲れ様です」、「お疲れ様でした」、「お世話になっております」
⑤ショッピングする時
「あのう」、「すみません」
⑥はじめてのミーティングの時
「はじめまして」、「これからよろしくお願いします」
⑦部屋に入る時
「失礼します」、「おじゃまします」
⑧お土産を渡しましょう
「お口に合うかどうか分かりませんが」、「つまらないものですが」 /「恐れ入ります」
⑨一日のスケジュールが終わった時
「お先に失礼します」、「お疲れ様でした」、「また明日(です)」
⑩「サンキュー」と言いましょう
「ありがとうございます」、「サンキュー」 / 「どういたしまして」、「とんでもないです」
⑪簡単なサインを送りましょう[軽くてオールマイティなフレーズ]
「どうも」、「どうぞ」
⑫謝りましょう
「すみません」、「ごめんなさい」、「申し訳ありません」
⑬家から出かける時
「行ってきます」 / 「行ってらっしゃい」
⑭家に帰った時に家族に
「ただいま」 / 「お帰りなさい」
⑮寝る前に家族に
「おやすみなさい」
①誰かと会った時
朝のあいさつです
「おはようございます」[9]:o ha yo u go za i ma su
お昼間のあいさつです
「こんにちは」[5]:ko N ni chi wa
夕方〜夜のあいさつです
「こんばんは」[5]:ko N ba N wa
②ご飯を食べる時
食べる前、食事に感謝するあいさつです
「いただきます」[6]:i ta da ki ma su
食べた終わった後、食事に感謝するあいさつです
「ごちそうさまでした」[9]:go chi so u sa ma de shi ta
お酒を飲む時、まず初めにグラスを合わせましょう
「かんぱい」[4]:ka N pa i
③レッスンに出席する時
先生にその日の勉強をお願いしましょう
「よろしくお願いします」[11]:yo ro shi ku o ne ga i shi ma su
先生にレッスンの感謝を伝えましょう
「ありがとうございました」[11]:a ri ga to u go za i ma shi ta
④仕事をする時
一緒に働く仲間に仕事のはじまりのあいさつをしましょう
「お疲れ様です」[8]:o tsu ka re sa ma de su
一緒に働いた仲間に仕事の終わりの挨拶をしましょう
「お疲れ様でした」[9]:o tsu ka re sa ma de shi ta
違う会社の人、『外』の人への一般的なビジネスの挨拶です
「お世話になっております」[11]:o se wa ni na t te o ri ma su
⑤ショッピングする時
店員さんを呼びましょう
「あのう」[3]:a no u
あなた:(店員さんを見て、軽く手を上げて)「あのう、、ちょっといいですか?」
店員さん:「はい、お呼びですか?/ お伺いします / (注文は)お決まりですか?」
「すみません」[5]:su mi ma se N
あなた:(上記例に同様に)「すみません・・!」「すみません、お願いします」
店員さん:「はい、お待たせしましたetc.」
⑥はじめてのミーティングの時
初対面の挨拶です
「はじめまして」[6]:ha ji me ma shi te
一緒に良い関係を持つためのフレンドリーな気持ちを伝えましょう
「これからよろしくお願いします」[15]:ko re ka ra yo ro shi ku o ne ga i shi ma su
あなた:(お仕事等を)「ご一緒できて嬉しいです。これからよろしくお願いします」/ 「慣れないことも多いですが、頑張ります。これからよろしくお願いします」
同僚やパートナー:「こちらこそ、よろしくお願いします」
※「こちらこそ」は『私も同じように思っています』という気持ちを伝える返事です。温かくて爽やかな言葉ですね!
⑦部屋に入る時
目上の人の部屋に入る時などは、こう言いましょう
「失礼します」[7]:shi tsu re i shi ma su
あなた:(ノックして)「部長、失礼します」
部長:「どうぞ」
誰かの家に入る時には、こう言いましょう
「おじゃまします」[6]:o jya ma shi ma su
ホストやお友達:「どうぞ、上がってください」=うちに入ってください
あなた「おじゃまします」※この場合、「失礼します」も丁寧で良い言葉ですね。
⑧お土産を渡しましょう
食べ物のギフトにはこの言葉、とても親切で優しいフレーズ
「お口に合うかどうか分かりませんが」[17]:o ku chi ni a u ka do u ka wa ka ri ma se N ga
あなた:「お土産のチョコレートです。お口に合うかどうか分かりませんが」
相手:「どうもありがとうございます。いただきます」
ギフト全般に使えるフレーズ、日本スタイルの謙遜表現ですね
「つまらないものですが」[10]:tsu ma ra na i mo no de su ga
あなた:「これ、つまらないものですが・・・(ギフトを渡す)」
相手:「ありがとうございます / お気遣いいただき恐れ入ります」※[下]次項参照↓
何かをもらった時、親切を受けた時に反応するフレーズです
「恐れ入ります」[7]:o so re i ri ma su
⑨一日のスケジュールが終わった時
チームメイトより先に帰る時に言いましょう
「お先に失礼します」[11]:o sa ki ni shi tsu rei shi ma su
「お疲れさまでした」[9]:o tsu ka re sa ma de shi ta
一日のスケジュールが終わって、また明日会う予定の時にはこう言いましょう。フレンドリーな言葉に聞こえます。
「また明日(です)」[5]:ma ta a shi ta
⑩「サンキュー」と言いましょう
感謝を伝えましょう
「ありがとうございます」[10]:a ri ga to u go za i ma su
アップライトな感じにカタカナの言葉も好まれます
⇒「サンキュー」[4]:sa N kyu u
感謝を伝えられた時には、このように返事をしましょう
「どういたしまして」[8]:do u i ta shi ma shi te
目上の人や先輩に丁寧に返事をする時は、こちらのフレーズが良いでしょう
「とんでもないです」[8]:to N de mo na i de su
あなた:(親切に)「ありがとうございます」
友達や相手:「どういたしまして」
※先輩や上司:(あなたの親切に)「ありがとう」
あなた:「とんでもないです(当然のことをしたまでです)」
⑪簡単なサインを送りましょう[オールマイティなフレーズ]
廊下ですれ違って、エレベーターでボタンを押してもらって、レジでお釣りをもらって、etc.※「ありがとう」や「すみません」等の軽いメッセージング
「どうも」[3]:do u mo
↑※とても軽い挨拶です。相手への簡単な「サイン」と思っても問題ありません。楽しいムードにも、ラフなムードにも感じられますから使う時には注意しましょう。※フレンドリーなこと、雑なこと、礼を失することは常に隣り合わせですね。
何かを勧める時にはこの言葉です
「どうぞ」[3]:do u zo
あなた:(何かをすすめる)「どうぞ」
あなた:(お菓子や飲み物をごちそうする)「どうぞ、召し上がってください」
相手:「ありがとうございます。※いただきます、他」
⑫謝りましょう
軽い謝罪です
「すみません」[5]:su mi ma se N ※呼びかける時と同じ言葉ですね。
■心から誤ったり、ちゃんと謝罪する時はこう言いましょう。フレンドリーな相手に対して、またカジュアルさが許される場面において気持ちをこめて話す言葉です。とても正直な謝罪の言葉です。
⇒「ごめんなさい」[6]:go me N na sa i
友達:「ねえ、30分も待ってたよ」
あなた:「ごめんなさい、電車が遅れて・・・」
ビジネスなど、社会全般におけるきちんとした謝罪の言葉の場合はこちらです。
⇒「申し訳ありません」[10]:mo u shi wa ke a ri ma se N
お客様:「あのう、金額が違っているようなんですが」
お客様:「予約が取れていないってどういうことですか?」
お客様:「あのう、注文したのはこれじゃないんですが・・」等
・・あなた:「申し訳ありません。少々お待ち下さい/確認いたします、etc.」
⑬家から出かける時
外出する時、特に学校や会社等どこかへ向かって出発する時に家族に挨拶を送りましょう
「行ってきます」[6]:i t te ki ma su
家族(ファミリー)を見送る時には、このように挨拶を返しましょう
→「行ってらっしゃい」[7]:i t te ra s sha i
あなた:(朝、カバンを持って玄関で)「行ってきます」
家族:(手を上げたり振ったりして)「行ってらっしゃい」
⑭家に帰った時に家族に
外出先から家に帰った時にも、家族や内(うち)の人に声をかけましょう
「ただいま」[4]:ta da i ma
帰ってきた家族には、この言葉をかけて家に迎えましょう
「お帰りなさい」[7]:o ka e ri na sa i
あなた:(玄関で靴を脱いで家に上がりながら)「ただいま!」
家族:(部屋から顔を出して)「お帰りなさい」
⑮寝る前に家族に
『内(ファミリー)』の人に伝える、ベッドに入る前の一言です
「おやすみなさい」[7]:o ya su mi na sa i
あなた:「おやすみなさい」
家族:「おやすみ、また明日」
今日の勉強はここまでです。
とりあえず日本語でコミュニケーションをしてみる上で基本的に知っておきたい、また知っておいたら便利だと思う挨拶のフレーズを例示しました。
拍と発音ガイドを参考に明瞭に元気よく発音できればOKです。
日本語の音は息をよく使ってシンプルに力強く話しましょう。
これだけを守って日本語を話せば、もうほとんど発音の大切な部分をクリアしているようなものです。
外国語の勉強は、まず気持ちの良い挨拶から!
次回のブログ記事でも勉強を頑張りましょう。