例文で覚えるオノマトペ① / 日本語ラーニングサポートLLC

2024/05/28 ブログ

例文で日本語のオノマトペを覚えましょう

29299830_s.jpg

日本語能力試験の2024年第一回試験も近づき、東京では蒸し暑い空気に紫陽花の花が綺麗に咲いています。

今年も夏が来ることが楽しみなようでもあり、猛暑の再来にはひと夏が思いやられるようでもありますね。

元気だと思っていても、体の不調には万事「予防」が大切なものです。日頃から健康管理には気をつけて試験勉強に励みましょう。

 

本日のテーマはオノマトペ、、

どきどき、わくわく、はらはら、、、、この手の言葉をまとめて「オノマトペ」と呼び、つまりは何かの音声や様子を日本語的な音で表した「単語」です。

どきどきは心臓が高く鳴る緊張の心地、

わくわくは胸に膨らむ期待、

はらはらは手に汗を握るスリル、

色々と種類があって、意味を推測するのも難しいので敬遠しがちになってしまうものですが例文を読んでスッキリ納得したら明日から早速たくさんの「オノマトペ」を使って話してみましょう。

オノマトペ上手は、日本語上手の大切な要素の一つなんですよ。

たくさんのオノマトペがあるので今日はまず第一回、例文を挙げながら説明していきます。

 

〈本日の目次〉

1,食事のオノマトペ、ぱくぱく・むしゃむしゃ

2,動物が話すオノマトペ、わんわん・にゃあにゃあ

3,オノマトペは副詞です

 

 

 

1,

食事のオノマトペ、ぱくぱく・むしゃむしゃ

 

thank-18624_640.jpg

さあ、ご飯の時間ですよ。

ぱくぱく・・・気持ちよく健康的にごはんを口に運ぶ様子です。

例:うちの子は何でもぱくぱく食べてくれるから、料理をするのも楽しい。

例:甘いものをぱくぱく食べていると、太っちゃうよ。

むしゃむしゃ・・・食べ物を噛む様子です。よく噛みます。少し生生しいのでラフな表現です。

例:うちの子は野菜をむしゃむしゃよく食べる。

例:あんなにたくさんあったチョコーレートを、彼はむしゃむしゃと食べてしまった。

例:そんなにむしゃむしゃ食べて、よくお腹をこわさないね。

がつがつ・・・食べ物にすごく集中して一生懸命食べる様子です。

例:運動部の学生は毎日がつがつとよく食べるなあ。

例:あんなにがつがつと食べて、よほどお腹が減っていたんだね。

例:そんなにがつがつ食べないで、もっと味わって食べてよ。

もぐもぐ・・・口を閉じてよく噛んでいる様子です。少し可愛らしい漢字がします。

例:彼は授業の休み時間になると、もぐもぐとパンやお菓子をよく食べる。

例:うちの子は食べるのが遅いけど、もぐもぐしている顔がとても可愛らしい。

例:口から音を立てないように気をつけて、皆もぐもぐ食べていた。

ばくばく・・・すごいエネルギーでたくさん食べる様子です。「ば」の音は[「ぱ」の強化版]です。むしゃむしゃにもがつがつにも近いムードを感じます。

例:彼と焼き肉の食べ放題に行くと、ばくばく食べる様子に圧倒される。

例:そんなにばくばく食べないで、良い年齢なんだからもっと上品に、、ね。

例:なんでもばくばく食べちゃうから、すぐお腹壊すんだよ!

ごくごく・・・飲み物を飲む様子。気持ちよくたくさん飲んでいる様子が表現されています。

例:夏の暑い日にごくごく飲むビールは最高に美味しいものだ。

例:選手たちは試合のインターバルに入るとすぐさまベンチに走って、ごくごくとドリンクを喉に流し込んでいる。

例:あんまり暑くても一気にごくごく水を飲むと、逆に疲れやすくなっちゃうよ。少しずつ・・・。

 

 

2,

動物(と鳥)が話すオノマトペ、わんわん・にゃあにゃあ

 

ねこ.jpg

耳を澄ましてみてください。犬も猫もみんな、おしゃべりが大好き

わんわん・・・犬の声です。犬のよく響く声は「吠える(ほえる)」とも表現しますね。

例:あ、またうちの犬がわんわん吠えてる。外に誰か来たかな。

例:うちの『ぽち』は本当に可愛いのだけれど、なんでも大きな声でわんわん言うのには困ることもある。

例:ね、お母さん。あのワンちゃん、本当に『わんわん』って鳴いてたよ。

※「ワンちゃん」は日本での犬の愛称です。

にゃあにゃあ・・・猫の声です。

例:あ、うちの猫がにゃあにゃあ言ってる。何かあったのかな。

例:うちの『たま』は毎日にゃあにゃあ良く喋って本当に可愛いんですよ。

例:あ、本当に『にゃあにゃあ』って平仮名の音っぽく鳴く猫ちゃんだ!珍しい。

ちゅんちゅん・・・色々なところで目にするあの小さな茶色の鳥「雀(すずめ)」が鳴きます。可愛いですね。

例:あ、ベランダに雀が来たよ。ちゅんちゅん鳴いてる。

例:窓の外がちゅんちゅん、ちゅんちゅん賑やかだと思ったらもうすっかり朝になって明るい。※文中のオノマトペが二つに増えました。たくさんの声が連続している様がイメージできますね。つまり、オノマトペはダブルで使ってパワーアップできるのです。

例:雀は『ちゅんちゅん』いつも鳴いてるけど何を喋ってるんだろうね。

※動物が口から発する音もやっぱり「声」です。コミュニケーションですから言葉に違いないのですが、私たちの日本語とは違って一つの音のブロックが単語のようにシンプルな意味を伝えているようですね。「ご飯だ」とか「危ない」とか。時には’暑い’とか’寒い’とか話していたとしたら面白いですね。

かあかあ・・・これは大きくて黒いあの鳥「烏(からす)」の鳴く声を表します。雀や烏が皆さんのいらっしゃる地域にも暮らしていますか?

例:もう!せっかく勉強してるのにかあかあうるさくて集中出来ないよ。

例:なんか外で烏が集まって、すっごいかあかあ鳴いてるけど何かあるのかな・・。

例:あ。いつの間にか暗くなって、カラスがかあかあ鳴いてる。もう帰る時間だ。烏も夕方だから「帰ろう」って言ってるのかなあ。

「鳴く」という漢字には「鳥」が使われていますね。※右側のパーツです。その通りよく声を出す生き物の代表です。

他によく見かける鳥である鳩(はと)が現れた時には「くるっくー」とか「ぽっぽー」などの音が使われますね。鶏(にわとり)が現れれば主に「こっこー」とか「こけこっこー」です。梟(ふくろう)は「ほーほー」

 

 

 

3,

オノマトペは副詞です

 

JLSブログ(文法)用.jpg

今日はたくさんのオノマトペから少しばかりピック・アップして見てきました。オノマトペを使って話す時には副詞であることを確認しましょう。

例:ぱくぱく食べる

例:むしゃむしゃ食べる

例:わんわん吠える

例:にゃあにゃあ鳴く

このように「食べる」「吠える」「鳴く」というアクションの動詞を詳しく説明しています。

●よく食べる。

◯ぱくぱく食べる。

どうですか?オノマトペを一つ文にいれることで、動詞の表す様子がとても生き生きと立ち現れますね。

ライブ感を持って何かを伝える時にはとても重宝する言葉です。

日常の会話には欠かせない言葉ですから、どんどん覚えてどんどん使ってみましょう。

まずは周囲によく耳を澄ましましょう。私たちの周囲にはたくさんの音が溢れています。日本語だって「音」には違いがありませんが、もっと純粋に音である周囲の環境です。そして、聞こえたとおりに’平仮名の音’で話してみましょう。少し間違えてしまってもよいのです。オノマトペは話す人の感覚が大切です。聞こえた音を日本語らしい平仮名の音で伝えることが出来たら立派な日本語の会話上手に近づきますよ。

それでは、また第二回のオノマトペ例文集の記事でお会いしましょう。

リアルな日常会話を深く勉強してみたくなったり、カラフルな日本語を文法的に学んでみたくなったら是非、体験レッスンにいらっしゃってくださいね。ご予約は毎日受け付けています。

 

私たち日本語ラーニングサポートは海外からお越しの皆様を歓迎いたします