タクシーに乗るときの日本語を覚えよう!

2024/03/04 ブログ

タクシーで使える日本語を学習しましょう!

皆さんは普段タクシーに乗りますか?

運転手さんに日本語が伝わらなかったらどうしようと乗るのに緊張してしまうことがあるかもしれません。

今回のブログでは、タクシーに乗ったときに緊張しないで正しい行き先が言えるようになるための練習をしましょう!

 

今日のメニュー

1、日本のタクシーに乗る前に

2、タクシーで使える表現三つ

3、運転手さんが場所を知らない時はどうする?

4、会話例を見てみよう

 

まず、タクシーに乗る前に…

①日本のタクシーのドアは自動です。オートで開いたり、閉まったりします。ですから、皆さんはドアを開けたり、閉めたりしなくていいです。

②シートベルトをしましょう。後ろのシートに座っていても、安全のためにシートベルトをつけないといけません。

③タクシーのお金は、時間、場所、そのタクシー会社によって違います。車の窓やドアのところに金額が書いてありますから、チェックしましょう。

 

それでは、タクシーに乗る準備ができましたね。

早速乗ってみましょう!

【~までお願いします】

Sample1 東京駅までお願いします。

Sample2 原宿の竹下通りまでお願いします。

Sample3 さくら病院までお願いします。

Sample4 三丁目郵便局までお願いします。

 

行き先を言いたいときは、「~までお願いします。」をよく使います。

駅の名前や、場所の名前を直接入れればOKです。

また、東京駅のような大きい駅の場合、できれば「北口」「南口」などどの出口に近いところがいいかを言うと、車を降りた後とても楽だと思います。

では、行きたい場所が自分の家の時はどうしましょうか。

住所を言ってもいいですね。

でも、運転手さんに自分の住所を言うのはちょっと…と思う方もいますよね。

そんなときは、こんな表現も使えます。

 

【~たところで止めてください】

Sample1 さくら病院の角を右に曲がったところで止めてください。

Sample2 あのコンビニを過ぎて、100メートルくらい行ったところで止めてください。

Sample3 一番手前の信号を過ぎたところで止めてください。

Sample4 橋を渡ったところで止めてください。

 

「~たところで止めてください。」は、「~したあと、すぐにその場所で車を止めてください」という意味です。

タクシーで家に帰るときは、まず分かりやすい建物や、場所を言います。

例えば、「さくら病院(の近く)までお願いします。」ですね。

そのあと、病院が見えてきたら、「さくら病院の角を右に曲がったところで止めてください。」のように言うといいでしょう。

Sample3の「手前(てまえ)」という言葉はとても便利です。

「手前」というのは、ここでは「自分に近いところ」という意味です。

つまり、「一番手前の信号」は、自分に今一番近い最初の信号ということです。

また、sample4の「橋を渡ったところで止めてください。」と言うと、橋を渡り終わった場所で止めるという意味になりますが、もし、橋の前で止めてほしいなら「あの橋の手前で止めてください。」と言いましょう。

 

【~で(払います)】

Sample1 運転手:2500円です。

     客  :はい、じゃあ…カードで。

Sample2 運転手:お支払い方法は?

     客  :現金で。

 

タクシー以外でも使える表現ですが、どうやってお金を払いたいか言うとき「~で」をよく使います。

キャッシュの場合は、「現金(げんきん)」と言います。

あとは、カード、ペイペイ、lineペイ、WeChatペイなど自分の使いたいものを言えば大丈夫です。

 

 

運転手さんが場所を知らない時はどうする?

行き先を伝えても、運転手さんが知らないこともありますよね。

そんなときはどうやって道案内しますか。

よく使えるフレーズをご紹介します。

 

①~をまっすぐ行ってください。

…どこも曲がらないでまっすぐ進んでほしい

Sample1 この道をまっすぐ行ってください。

Sample2 もみじ通りをまっすく行ってください。

 

②~を右に/左に曲がってください。

…角を曲がってほしい

Sample1 一つ目の角を右に曲がってください。

Sample2 二つ目の信号を左に曲がってください。

Sample3 中央図書館の前の交差点を左に曲がってください。

 

③~に出てください。

…〇〇という道を走ってほしい

Sample1 あの大通りに出てください。

Sample2 もみじ通りに出てください。

 

行く場所が分かりやすい時は、道案内しなくても大丈夫ですが、運転手さんが場所を知らない時や、分かりにくい場所の時は、こういったフレーズを使って案内しましょう。

 

 

それでは、実際にどのように会話するのか、例を見てみましょう。

●運転手が場所を知っている時

タクシーのドアが開いて、中に入る

運転手:お待たせしました。

客  :えー、さくら病院までお願いします。

運転手:さくら病院ですね。

 

さくら病院に着く

運転手:ここでいいですか?

客  :はい。

運転手:1200円ですね。

客  :じゃあ、カードで。

運転手:では、そちらにカードを入れて、暗証番号を入力してください。

客  :はい。

運転手:こちらがレシートです。お忘れ物のないようにお気を付けください。

客  :ありがとうございました。

 

●運転手が場所を知らない時

タクシーに乗る

運転手:どうも、お待たせいたしました。

客  :あの、南町第三小学校までお願いします。

運転手:えー、南町第三小学校……

客  :あ、道案内しますから大丈夫です。とりあえず、もみじ通りに出て、駅の方へ行ってください。

運転手:はい。承知しました。

 

客  :あのスーパーの角を左に曲がってください。

運転手:はい。

客:スーパーの角を曲がってまっすぐ行くと、小さな公園がありますから、その公園の角を右に曲がったところで止めてください。

運転手:かしこまりました。

 

客  :ここで大丈夫です。

運転手:はい、3000円です。

客  :はい。

運転手:ありがとうございました。お気を付けてお降りください。

 

いかがでしたか。

今日はタクシーで使える日本語をご紹介しました。

例文や会話例を読んで、使えるフレーズを覚えてみてください。

それでは、今日はここまで。

また次回のブログでお会いしましょう!