新宿の日本語教室「こはる日本語事務所」から日本語のワンポイント・アドバイスです②雨音

2019/09/08 ブログ

新宿の日本語教室、こはる日本語事務所では本日もたくさんの日本語のクラスを開講しています。日曜日、しかもこの台風予報の日のこと、西新宿へ足をお運びくださる生徒様皆様に心より感謝と御礼を申し上げます。日本語の勉強はやはり地道な一歩の積み重ねから。漢字も単語も焦らず少しずつ少しずつ・・・。

先ほど教室の外へ顔を出してみると一時の雨はすっかり止んでいましたが、再びの陽射しに西新宿の六丁目も物凄い湿気になっておりました!いよいよ台風の気配が間近に迫ってきましたね。予報によれば夕刻から夜間には強烈な風雨の状態になるとのこと。せっかくの日曜日に本当に残念ではありますが、外出中の皆様はどうかお気をつけください。

さて、今日も少しばかり日本語を覚えるためのアドバイスをお送りします。

突然ですが皆様は雨がお好きですか?普通は「雨男」とか「雨女」とか呼ばれれば嫌な気がするもので敬遠されがちであると思うのですが、実は私(教室代表、楠田)は雨が好きです。そして、結構雨男なのではないかと思います。生まれた日には季節外れの大雪が降りしきっていたそうで関係があるのかないのか・・・。雨って、そんなに悪いものではないと思うのです。傘を差しても足元は濡れてしまったりするのですが、なんだかほっとします。

今日のお写真は窓ガラス越しに降りしきる雨のイメージです。<Krzysztof PlutaによるPixabayからの画像>

ぼんやりと雨の音を聞きながら曇天を見上げているととっても静かな気持ちになれるものです。ざあざあ、と降りしきる雨もさあさあと止まない雨もまた良いです。因みに、雨の音と書きましてそのまま「雨音」と言葉になりますが、これは「おと」と読みます。雨の日に差す傘も同様で「がさ」と申します。ふふふ。風情がありますね。味がある読み方だと思って使っていただければよろしいでしょう。そう、本日のお話は音です。

雨は色々なお話にも取り上げられる素敵な自然の要素でございますが、実にたくさんの雨がございます。

大雨

小雨

天気雨

豪雨

細雨

俄雨

更には、

春雨

五月雨

翠雨

秋雨

時雨

氷雨

色々な個性があるものです。実際に資料を紐解いていけばきりがないほどのもので、ご興味をお持ちいただけるのであれば、詳細にお調べになってみるのもまた刺激的な日本語の勉強になるでしょう。それぞれが豊かな風情を携えていて、まちや暮らしの様子が変わってもずっとここにある自然の顔の多彩さは大変に魅力的です。そして、私たちもまた一つ一つの顔を発見するごとに違った音色を聴いてきたのですね。

ぽつぽつ

しとしと

さあさあ

ざあざあ

軒からぴちょんと垂れる一滴の雨粒にも日本語の音の美しさを感じます。オノマトペを理解し、よく使い、ときには創作してしまうことは日本語の大切なポイントです。

さあ、今日は大降りになりそうです!

外出中の方は事故のないようにお気をつけくださいね。そしてどんな雨音が聞こえてくるでしょうか。窓ガラスをたたく音に、猫の声が混じって聞こえたら贅沢ですね。

新宿の日本語教室こはるには、続けられる日本語のレッスンがあります。通いやすい安心の日本語教室であるように、いつも生徒様と共に理想の環境づくりに努めます。雨の日も風の日も年中無休で営業しております。お問い合わせはお電話もしくはContactフォームからお気軽にお願いいたします。